吉武 利恵
ヨシタケ リエグループ
プレゼンテーション 85 ~言葉と感情が一致していない~
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あなたは、プレゼンテーションが上手くなりたいですか?
「なぜ、あの人の話が分かりずらいのか?」を紐解くことで、
相手に伝わる話し方に近づくには、何に気を付ければいいかが分かってきます。
話が分かりずらい要因を一つずつ例にあげて解決していきます。
今回は 「言葉と感情が一致していない 」をご紹介します。
耳で聞く言葉や声と、目で見る表情や態度が一致していないと、どれを信じていいか迷いますよね。
ご存じの方も多い、「メラビアンの法則」の「好みの合計(Total liking)」では、人の理解や判断をつかさどる感覚の優位性が分かります。
7% 頭で理解する、「言葉」に関するもの(話の内容)
38% 耳から判断する、「声」に関するもの(大きさ、スピード、トーン)
55% 目で判断する、「顔」に関するもの(表情、見た目)
まずは、視覚、そして聴覚、最後に頭で理解する順番です。
言葉と真逆の表情の時に、どちらを優先的に人は受け取るか、という実験でしたので、少し、極端であることは確かです。
しかし、自分の本心は無意識に表情や態度に現れてしまうものです。
例えば、「この商品はお勧めです」という同じ言葉であっても、
人をだまそうとした表情で言われたら信じますか?
申し訳なさそうな表情で言われたら?
威圧した態度で言われたら?
あなたは、言葉と表情や態度のどちらを信じますか?
無意識にどんな言葉や声を使い、どんな表情や態度を取っているかは、あなたの感情と繋がっています。
言葉も声も表情や態度も全てが一致していることが大切です。
・言葉と感情を一致するためにあなたができることは?
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