荒川 雄一
アラカワ ユウイチ「平均寿命、世界順位下げる!」
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こんにちは!
さて、ロンドンオリンピックが始まり、これからしばらくの間は、寝不足の日が続きそうです。サッカーでは、男女とも初戦で勝利をおさめ、日本中が沸いたことでしょう。
他の競技を含め、選手たちへは、「頑張れニッポン!」ですね。
さて、厚生労働省が、2011年の日本人の平均寿命を発表しました。
平均寿命とは、死亡率などをもとに、「0歳児」の子供が、あと何年生きられるかを示すものです。
26年間世界一を保ってきた日本人女性ですが、昨年は85.90歳と前年より0.4歳減って、2位に後退しました。1位は、86.7歳で香港でした。
一方、前年4位だった男性も、0.11歳縮んで79.44歳の8位に後退しています。
要因としては、東日本大震災の影響と考えられています。
また、死亡要因にも変化が見受けられます。
「三大死因」と言われてきた、がん、心臓病、脳卒中は減少傾向にある半面、肺炎による死亡者と自殺者が増加しており、特に20代女性の自殺者が増えているとのことです。
悲しいことです。。。
さて、男女共に、長寿の世界順位は下げたものの、いまだ長生きできる社会であることには間違いありません。
医療技術も進み、今後ますます人生は長いものとなっていきそうですが、
問題はその“中身”です。
まずは、自殺者を出さないような夢の持てる、ライフプランを描けるような社会にすべく、取組んでいかなければなりません。
また、たとえ人生が長くなっても、経済的に困窮していては、人生を満足して終えることはできないでしょう。
現在、日本においては、政治、経済、社会面など様々な分野において、戦後、そして高度成長期後の問題が顕在化しています。
一朝一夕にはいきませんが、これらの「問題」について、一つ一つ解決していくしか方法はありません。
皆が長生きしたいと思えるような、そして実際に長生きできる仕組みを、誰かに頼るのではなく、国民一体となって作り上げていくしか無いと思っています。
その意味では、“頑張れ!”ではなく、やっぱり“頑張ろう!ニッポン”ですね。
さて、明日は、いよいよ第2回目の「自分年金作り方セミナー」です。
皆さんの経済的プランの一歩を踏み出す参考となるべく、私なりに頑張ってまいります!
では、今週末も、穏やかな日となりますように。
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