荒川 雄一(投資アドバイザー)- コラム「ついに、“7兆8000億円”!」 - 専門家プロファイル

荒川 雄一
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アラカワ ユウイチ
( 東京都 / 投資アドバイザー )
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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ついに、“7兆8000億円”!

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よもやまブログ 2011-07-29 22:00
こんばんは!
 
いやー早いもので、もう7月も終わりですね。
台風は大変でしたが、その影響で、「猛暑」も少し和らいでいる気もします。
 
一方、原発問題は、どこまで汚染が進んでいるのか、いまだ安心できません。
とにかく、1日も早い終息を願うばかりですね。
 
さて、米国における「連邦債務の上限引き上げ交渉」が難航し、世界に緊張感が走っていますが、日本の財政問題も“ボディブロー”のように、着実に国政への影響が出てきています。
 
2010年度の国の利払い費が、8年ぶりの高水準となりました。
利払い費とは、国の借金に対する利息などの費用のことです。
 
2010年度は、ついに“約7兆8000億円”にまで達しました。
 
しかも、国庫金利(国の払う金利)は「1.29%」と1975年以降、最低水準にも関わらず、前年比1600億円も増加したのです。
 
通常、金利が低下すれば、利払いは減るはずですが、それが増加している要因は、何といっても、毎年着実に積み上がっていく「国債残高」です。
 
この10年で、何と1.7倍にまで膨れ上がりました。
 
一般会計に占める利払い費の割合は、8%。
そして、税収に占める割合は、19%となっています。
 
このまま、赤字国債を発行し続ければ、せっかく国民が支払った税金も、金利の支払いに消えていき、足りない分をさらに国債を積み上げるという「負のスパイラル」が加速していくことになります。
 
そして、何と言っても一番怖いのは、「金利の上昇局面」です。
金利が、2-3%に引き上がっただけでも、利払い費は倍近くになってしまうからです。
 
まさに、日本は「時限爆弾」を抱えているといっても良いでしょう。
 
低金利で推移している“今”のうちに手を打たなければ、日本の財政破たんも、現実味を帯びてくることになります。
 
そして、国民は、どのような形にせよ、必ず「痛み」が伴うため、しっかりと準備しておく必要があるのです。
 
そんなに多くの時間は残されていませんが、とにかくできる範囲で、対策を講じることが大変重要だと思います。
 
 
さて、本日発行のメルマガでは、新たなボーナスが付加された「海外ファンド積立型投資」をご紹介しています。
これからの日本を襲うであろう荒波に備えるためにも、是非ご参考としていただければ幸いです。
 
それでは、良き週末を!
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