荒川 雄一
アラカワ ユウイチ「円高」でも4位後退!
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こんにちは!
さて、プロ野球もクライマックスシリーズが始まり、パ・リーグでは3位のロッテが逆転で日本シリーズ進出を決めました。
一方、セ・リーグは、ジャイアンツが2連敗で後がなくなりましたが、ここからの粘り腰を期待したいところです。
ただ、同じような試合の進め方では、この“流れ”を変えることはできません。
何かしら、明確な意思表示が必要でしょうね。
それにしても、プロ野球のテレビ放映がほとんどなくなり、野球ファンとしては寂しい限りです。
まぁ、これだけ個人の趣味・嗜好も多様化してきているので、これからは衛星放送やケーブルテレビなどで、好きな番組を観るようになっていくのでしょうね。
さて、市場に目を向けると、相変わらずさえない日本の株式市場ですが、国際取引所連盟(WFE)の発表によると、9月末に、ついに東京証券取引所の時価総額が、世界第4位に転落したとのことです。
今までは、NY証券取引所に次ぐ2位の位置を何とかキープしてきましたが、ナスダック市場とロンドン証取に抜かれて4位に後退です。
9月末における時価総額の順位は、
1位 ニューヨーク 12兆2784億ドル
2位 ナスダック 3兆4807億ドル
3位 ロンドン 3兆4675億ドル
4位 東京 3兆4237億ドル
5位 ユーロネクスト 2兆8398億ドル
となっています。
WFEでは、世界の主要52市場の時価総額を“ドルベース”で毎月集計をしています。
4位に後退したとはいえ、2位、3位とは僅差のため、また上位に返り咲きできる可能性もあります。
しかしながら、これだけの「円高」時における「ドル換算」にもかかわらず、抜かれたということjは、日本がまさに元気がないことの“証”ともいえるでしょう。
本気で経済対策をやらないと、いよいよ地盤沈下がますます加速してしまいます。
法人税の減税については、「やっとこさ」話が出てきましたが、為替政策を含め、将来ビジョンの方法論と具体的な道筋をそろそろ示さないと、本当にまずい状況となってきました。
いまの現状を見ていると、「円高」でも生き残っていける施策が全く示されていないため、当面は「円安」に誘導してこの場をしのぐしかない気がします。
何もしなければ、萎んでいくだけですからね。
野球は、また来シーズン頑張れば良いですが、経済の地盤沈下はそう簡単に回復させることはできません。
“流れ”をかえる起死回生の「一手」を!
そう思っている国民は多いことでしょう。
政治をあきらめずに、まずは自分でできることから「一歩ずつ」ですね!
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