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荒川 雄一
アラカワ ユウイチ
(
東京都 / 投資アドバイザー
)
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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ユーロ圏、プラス成長!?
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よもやまブログ
2009-09-04 18:23
まずは、衆院選挙、私が個人的に目標としていた「投票率70%」には若干届きませんでしたが、まずまず国民の関心が高かった選挙だったのではないかと思います。
まぁ、日本の将来を考えれば、前回の「郵政選挙」以上に影響が大きい選挙でしたので、結果はともあれ、多くの国民の「意思表示」ができたことは良かったのではないでしょうか。
後は、じっくり、民主党、そして鳩山さんの動向を注視していきたいと思います。
さて、3日に欧州中央銀行(ECB)の定例理事会が開かれました。
政策金利については、年1.0%で据え置くことが決まりました。
また、ユーロ圏の2010年の実質成長率予測を、前回の“−0.3%”から、今回は“0.2%”成長と、プラスに上方修正を行いました。
確かに様々な指標や株価からみると、「最悪期」は脱したとは思えますが、果たして来年に「プラス成長」が実現できるかどうかは、少し疑問の残るところです。
特に、欧州の場合の最大の懸念材料は、失業率が過去最悪に近い“9.5%”にまで悪化していることです。
失業者が増加することによって、GDPに占める割合が高い「個人消費」を冷え込ませることに繋がります。
金融機関の「資産価値の下げ止まり」が見え、「株価」も世界的に落ち着きを取り戻してきた今、最も気になる数字は、ユーロ圏に限らず、この“失業率”ではないかと思います。
雇用形態の多様化やワークシェアリングなどで、雇用を安定させていくことが果たしてできるのか、継続して注目していきたいと思います。
日本も、このままだと、さらに失業率の悪化が懸念されます。
他人事ではありません。
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