荒川 雄一(投資アドバイザー)- コラム「「世界の経済成長率3.5%」」 - 専門家プロファイル

荒川 雄一
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アラカワ ユウイチ
( 東京都 / 投資アドバイザー )
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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「世界の経済成長率3.5%」

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お金の基本 2015-05-08 17:20

こんにちは!   

さて、ゴールデンウィークも終了し、現実の世界に引き戻された方も多いかもしれませんが(笑)、「大型連休」は、

メンタル面でのリフレッシュ効果があると共に、大きな経済効果も見込めるため、

やはりなくてはならない“イベント”の一つと言えるでしょう。

そして、そんな様々なイベントの積み重ねによって、各国、そして世界経済が成り立っています。

 

そこで今回は、2015年の最新の経済見通しを取り上げてみたいと思います。

 

4月中旬に、国際通貨基金(IMF)が、新たな経済見通しを発表しました。

 

その結果は以下のようになっています。

※前回(今年1月)の予測と比較しています。

 

           今回予測   前回予測(1月)   差異

世界経済     3.5%     3.5%        0.0%

米国         3.1%     3.6%      ―0.5%

ユーロ圏         1.5%      1.2%        0.3%

日本         1.0%     0.6%        0.4%

中国         6.8%      6.8%        0.0%

ロシア      ―3.8%    ―3.0%      ―0.8%  

アジア新興国  6.6%     6.4%         0.2%

 

さて、上記から考えられることとしては、

 

・世界経済見通しは、前回同様3.5%で変わらず

・米国の経済見通しは、今までの“期待”に比べ、勢いが鈍い

・ユーロ圏、日本は、原油安や金融緩和によって、上方修正となった

・中国の経済成長は、依然として一時の勢いはない

・ロシアは、ウクライナ問題などによって、厳しい経済状況が続く

・アジア新興国の経済成長への期待度は高い

 

などといったことが言えるのではないかと思います。

 

とはいえ、これはあくまで国際機関による“予想”でしかありません。

中長期的な「資産運用」の観点からみるのであれば、ここはあまり“バイアス(偏り)”をかけるべきではないでしょう。

ただ、今後期待が持てる国や地域への投資割合を高めておくことは、個人的にはお勧めです。

※私自身、そうしています。

 

さて、実際にどこにどのような配分で、投資をするのがよいのでしょうか!?

 

たまには、個別銘柄を観るだけでなく、経済成長予測を参考に、

大局的に考える時間を持ってもよいかもしれません。

何か新たな“発見”があるかもしれませんよ。

 

それでは、今週も、穏やかな日々をお過ごしください!

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