荒川 雄一
アラカワ ユウイチ「インターネット通販 日本12位!」
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こんにちは!
さて以前、2014年のクレジットカードの利用額が42兆円を超え、その要因の一つに、
「ネットショッピングの拡大がある」とお伝えしました。
先般、国連貿易開発会議(UNCTAD)が、インターネット通販の世界各国の潜在力を評価し、順位づけを行いました。
「B2C電子商取引指数」と呼ばれるもので、インターネットやクレジットカードの普及率、配送体制などを指数化し、
算出されるものです。
対象となった世界130カ国の中、日本は12位に位置づけされました。
皆さんは、この順位をどう思われますか?
ちなみに、ベスト10は以下の通りです。
1位 ルクセンブルク
2位 ノルウェー
3位 フィンランド
4位 カナダ
5位 スウェーデン
6位 オーストラリア
7位 デンマーク
8位 韓国
9位 イギリス
10位 イスラエル
意外にもアメリカをはじめとする西欧諸国が上位に顔を見せていません。
推測するに、市場規模が大きく、実店舗同士がしのぎを削っているような国では、店頭での購買頻度も多く、
ネット通販の比率が相対的に低くなっているのかもしれません。
逆にいえば、実店舗数が少ない、または近隣に多くの店舗がないような立地ほど、
通販が伸びているとも言えるようです。
個人的には、ネット通販の“ヘビーユーザー”である私としては、今後、よりセキュリティ強化、
利便性の向上が進んでくれればと思っています。
そして、“リアル店舗”側から観ると、その存在自体を、さらに魅力的にしなければならない時代が来たと言えるでしょう。
今後のネット通販、そして小売業界は、ますます熱い戦いとなりそうです。
それでは、今週も、平和で穏やかな日々となりますように!
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