荒川 雄一
アラカワ ユウイチ「新成人 126万人!」
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明けましておめでとうございます!
さて、「成人の日」を前にして、総務省の人口推計によれば、今年の1月1日時点の新成人は、“126万人”と、前年より5万人多いとのことです。
前年より増加するのは、何と21年ぶりです。
要因としては、第2次ベビーブーム世代(1971~74年)の人たちが、親になった年代であったと考えられます。
“新成人”の人たちには、たくさんの「夢」を抱いて、頑張ってもらいたいと思います!
一方、厚労省の人口動態統計によれば、昨年一年間に産まれた赤ちゃんの数は、前年より2.9万人少ない“100万1千人”でした。
かろうじて、100万人は超えたようですが、1899年以降最少人数となっています。
それに対して、亡くなられた方は、126万9千人と戦後最多の人数でした。
結果、人口の自然減少数は、過去最大の“26万8千人”です。
これで8年連続の人口の自然減が続いていますが、出生数が減少する中、死亡数は年々増加傾向にあり、まさに「少子高齢社会」が、日本の人口動態に如実に表れるようになってきました。
人口問題は、一朝一夕では解決できるものではないため、この現実をよく理解したうえで、国家レベル、企業レベル、そして個人レベルでも、“今後の方針”、“戦略”、“備え”をしっかりと考えておく必要がありそうですね。
そして、できれば年初に、そのような「時間」を持たれてみてはいかがでしょうか。
それでは、2015年も世界が平和で、穏やかな年となりますように!
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