荒川 雄一(投資アドバイザー)- コラム「「ヘッジファンド 運用残高過去最高!」」 - 専門家プロファイル

荒川 雄一
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荒川 雄一

アラカワ ユウイチ
( 東京都 / 投資アドバイザー )
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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「ヘッジファンド 運用残高過去最高!」

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金融商品情報! 2014-07-04 11:56

こんにちは!

さて、ヘッジファンドの運用残高が、ここにきて拡大を続けています。

シンガポールのヘッジファンド調査会社によれば、5月末の世界におけるヘッジファンド運用残高は、前年同月比10.5%も増加し、約2.1兆ドル(約214兆円)にまだなったとのことです。

 

2008年のリーマンショック時には、ヘッジファンドの解約が増加し、一時は1.2兆ドル台にまで残高を減らしていましたが、この6年間で運用残高は、約2倍に膨らみました。

 

最大の理由は、世界的な金融緩和が続き、“マネー”の供給量が増加したものの、低金利の中、運用先がなく、「高利回り」を目指すヘッジファンドへ資金が向かっていると考えられます。

 

特に投資残高を増加させているのは、企業年金などの機関投資家です。

機関投資家は、複数の資産(アセット)に分散して運用を行っていますが、債券の利回り低下、株式の価格変動を回避するため、ヘッジファンドへの配分比率を高めていると見られます。

 

ヘッジファンドの最大の利点は、市場の変動を利用しながら、「絶対収益」を目指すところにあります。

反面、「透明性」や「流動性」が低いといったデメリットもあります。

したがって、個人投資家が利用する場合は、内容をよく吟味して投資を行う必要があるでしょう。

個人がヘッジファンドへ直接投資することは、国内では難しい面がありますが、“ヘッジ手法”を用いた様々な金融商品もありますので、それらの国内外の商品を用いて、「分散投資」を行ってみてはいかがでしょうか。

一度、真剣に「マイ・ポートフォリオ」を構築されることを、お勧めします。

 

さて、日本もついに、「集団的自衛権行使」に一歩踏み出しました。

平和な日々がこれからも続くことを望みつつ、望んでいるだけでは平和は維持できないため、そのために何ができるのか、自問自答している今日この頃です。今週も平和で穏やかな日となりますように!

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