荒川 雄一(投資アドバイザー)- コラム「世界経済成長率上方修正、でも物価上昇率も・・・・」 - 専門家プロファイル

荒川 雄一
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アラカワ ユウイチ
( 東京都 / 投資アドバイザー )
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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世界経済成長率上方修正、でも物価上昇率も・・・・

- good

よもやまブログ 2008-07-18 17:11
こんにちは!

いよいよ暑い日が続く季節突入です!

個人的には、エアコンはあまり好きではないですが、ここ数年の夏は、我慢できるような暑さではありません。
とにかく、体調を崩さないように健康管理をしないといけないですね(もちろん、財産管理もですが・・・笑)。


さて、中国の国家統計局が、本年4−6月期のGDP成長率を発表しました。

前年に比べ10.1%と、相変わらず2ケタ成長をしていますが、1−3月期に比べ0.5%減少しており、成長率の減速がささやかれています。

要因としては、アメリカの景気減速を受けて、米国向け輸出が大きく鈍化したのが響いたようです。

しかしながら、最近の中国の懸念事項は、成長率の鈍化より、インフレ率の上昇といえます。
消費者物価指数の政府目標は、「4.8%」としていますが、この1−6月期は前年同期比7.9%と、大きく上昇しています。

好調だった中国経済ですが、景気減速懸念がある中、インフレも抑えなければならないという難しい局面を迎えているといえます。


一方、IMF(国際通貨基金)では、2008年世界経済見通しの改定値を発表しています。

景気後退が顕在化してきた米国ですが、前回の0.5%から1.3%に引き上げられました。

理由としては、当初の見込みより、1−3月期の落ち込みが急激ではなかったからとしています。
ただ、年後半はマイナス成長になると予測しており、全く楽観できない状況に変わりはありません。

その他、日本の成長率は1.5%、中国は9.7%としており、世界経済全体では、4.1%と予測しています。


ただ、前述したとおり、今の世界の関心事(懸念事項)は、成長率より、“物価上昇率”です。

エネルギーや商品などの資源高騰の影響が、ますます世界経済に影響を与える状況となっています。

今後の“物価動向”については、国内外を問わず、しっかりウォッチをしておきたいですね!


そう、当面のキーワードは、


“CPI(消費者物価指数)”


です。



さて、本日メルマガの発行日となっています。

低迷の続く株式市場の中で、プラスで運用されている欧州新興国並びに地中海周辺諸国を対象とした株式ファンドをご紹介しています。

是非、ご覧いただければと思います。
http://www.mag2.com/m/0000121186.html

では、良き週末をお過ごしください!
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