荒川 雄一(投資アドバイザー)- コラム「「日本は、“何”で稼ぐのか!?」」 - 専門家プロファイル

荒川 雄一
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アラカワ ユウイチ
( 東京都 / 投資アドバイザー )
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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「日本は、“何”で稼ぐのか!?」

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お金の基本 2014-03-28 15:50

こんにちは!

さて、先週末、初マラソンに挑戦し、何とか“完走”することができました!

それにしても、42.195キロは想像以上に長かったですが、すべては“一歩”ずつの積み重ねだなと改めて感じました。これからも、何事も目標に向け、着実に、そして継続して行っていきたいと、決意も新たにしました。

とはいえ、今は足腰が大変なことになっていますが・・(苦笑)

 

さて、先日、2013年の「知財収支」が1兆円を超える見通しとの記事を見ました。

知財収支とは、日本の企業などが、特許や著作権などを使って、外貨をどれだけ稼げたかを示すものです。

 

大きな枠組みでみると、「サービス収支」の中の一つです。

具体的には、製造業のもつ特許使用料や日本のアニメやキャラクターなどによる商標権や著作権収入などが含まれます。

 

このところ慢性的に「貿易収支」が“赤字”となっている日本ですが、それを補ってきたのが、海外から受け取る配当や利益である「所得収支」です。

ただ、最近では、貿易赤字の拡大幅が大きく、日本の「経常収支」は、単月で“赤字”が続いている状況です。

 

日本の人口構成で高齢社会が進む中、今後も経常収支の黒字は縮小し、場合によっては、年間を通して赤字になることも視野に入ってきました。

経常収支の赤字は、成熟した国では仕方が無いという声もありますが、やはり自分たちの国の運営費を、自分たちで賄えないということは、決して良い状況ではないと私は考えています。

今まで「円高」を放置しすぎてきた、まさに“ツケ”ではありますが、今はそれを逆手にとって、海外からの配当や利益である「所得収支」を伸ばすとともに、日本人の得意な技術やソフト面の能力を活かして、「知財収支」の黒字を増やしていく戦略が必要不可欠ではないかと思います。

 

まだまだ金額自体は大きくはありませんが、日本の“強み”を活かした、今後の伸びに期待したいところです。

 

さて、今週末は、多くの地域で、桜が見頃を迎えそうです。

私も、花粉と闘いながら楽しみたいと思います(笑)

それでは、穏やかな週末をお過ごしください。

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