荒川 雄一(投資アドバイザー)- コラム「日本に根付くか!?「中長期運用」」 - 専門家プロファイル

荒川 雄一
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アラカワ ユウイチ
( 東京都 / 投資アドバイザー )
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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日本に根付くか!?「中長期運用」

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よもやまブログ 2008-05-16 11:00
おはようございます!

さて、このところ下げすぎていた株式相場も、幾分上昇傾向となっています。

ただ、根本的な日本の先行きへの解決の道筋が見えてきたわけではないため、「自律反発」といった域は出ていません。


また、昨年からの株安を受けて、投資信託の資金流入も細ってきています。

4月度は、投信全体では657億円の流入とはなっていますが、大手運用会社からは「資金流出」し始めており、流入額は低下傾向にあります。

要因としては、昨年10月時点69兆円と過去最高だった残高が、年末にかけての株価の暴落を受けて、4月末の純資産残高は61兆円と、なんとこの半年で8兆円もの資金損失があったからだと思われます。
この大きな下げを受けて、「やはり投資は怖い」という資金が流出し始めているといえます。

本来中長期投資であるはずの投資信託での運用ですので、あまり目先のマーケットの変化で一喜一憂すべきではありませんが、まだまだ課題もあります。

運用会社においては、やはり運用体制や運用方針をきちんと見直し、“質の向上(パフォーマンスの向上)”を目指さなければなりません。

販売窓口となる金融機関においては、手数料収入を上げんがために、「プラン」より「販売」を優先する営業体質をやはり改善していかないと、投資家の本当の信頼を得ることはできないでしょう。

そして、個人投資家は、投資についての知識をつけることはもちろんですが、依然からメルマガなどにも書いています通り、日本の株式市場に偏ることなく、広く「国際分散投資」を行うことです。
そして、大切なのは「国際分散投資」という言葉ではなく、その投資する中味(投信やファンド)であるということは言うまでもないことです。

で、あえて言えば、私たち投資アドバイザーやFPの人たちも、中立な立場(顧客サイド)で、適切なアドバイスを行えるスキルが必要といえます。

それぞれの改善やスキルアップがあって、初めて日本においても、安心して「中長期安定運用」を目指す投資が実現できるのだと思います。


まだまだ、未成熟な日本の投資環境ですが、一歩一歩着実に成長していくしかないですね。


さて、本日メルマガの発行予定です。

本日は、初心者にもお勧めな「積立型投資」について、書いておりますので、ぜひお読みいただければと思います。
http://www.mag2.com/m/0000121186.html

では、皆さん、良き週末をお過ごしください。
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