荒川 雄一(投資アドバイザー)- コラム「「金融資産1547兆円 & 祝!アマゾン第1位」」 - 専門家プロファイル

荒川 雄一
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アラカワ ユウイチ
( 東京都 / 投資アドバイザー )
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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「金融資産1547兆円 & 祝!アマゾン第1位」

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お金の基本 2013-04-12 13:27

こんにちは!

さて、新年度に入り、黒田日銀総裁の「異次元の政策」によって、株高、円安が加速しています。

そんな中、日銀は2012年の10-12月の資金循環統計(速報)を発表しました。

それによれば、日本の家計が保有する金融資産の残高は、昨年12月末時点で、“1547兆円”となっています。

前年同月比3.1%の増加です。年末からの株高などを受けて、家計で保有している株式や投資信託が上昇したのが要因とみられます。

内訳をみると、株・出資金の残高は、106兆円と前年同月比12.3%増加、また投資信託も61兆円と同13.3%の増加となっています。

一方、いまだ家計の金融資産の50%以上を占める預金残高は、854兆円とこちらも2.0%増となりました。

 

さて、一見すると、すべて順調のようではありますが、いまの“アベクロ”政策が続いた場合、“備えて”おかなければならないことがあります。

それは、まず、政策が順調に推移した場合、物価が上昇し、日本はインフレ傾向となります。

それに対して、預金金利はすぐに上昇はしませんので、854兆円の預金残高は、価値としては“実質目減り”していく可能性が高いということです。

したがって、いきなり「株式をどうぞ」とは言いませんが、まずは投資信託など、景気上昇局面で価値が上昇する資産の比率を少し上げておく必要があるということです。

次に、より深刻なのは、経済成長が思うように伸びなかった場合です。

物価上昇だけ先行し、財政懸念、国債の金利上昇となると、一気に「円安」が加速していきます。

その場合は、エネルギー価格はもちろんのこと、原材料価格の高騰により、食料品なども値上がりし、上記の1547兆円の資産価値自体が、実質目減りしていく可能性があるということです。

したがって、目減りを防ぐには、ある程度の「外貨保有」は是非しておいて頂きたいと思います。

経済の将来予測は難しいですが、“想定”はできるので、どちらの動きになったとしても、変化に対応できる準備だけは、しっかりしておくことが重要です。

 

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では、今週も、穏やかな週末となりますように!

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