対象:住宅設計・構造
回答:6件
調査会社というよりも・・・
中古物件に関してですが、文面からすると木造でしょうか?
やはり木造となると、構造体の朽ち具合はとても重要ですね。
書かれているように、シロアリ、水漏れ、耐震性(補強を入れた方がよいかどうか?)
などは大切でしょう。
後は、既存の設備(大体寿命が20年くらい)をやり変えるかどうか?も検討項目に
入るでしょう。
この場合、どういう流れで進めていけばいいか?というと、リフォームなどを専門に
している設計事務所や工務店に相談するのがいいでしょう。
「中古住宅購入にあたり、リフォームを考えています。構造体や水回りなど、最低限
必要なリフォームなど現地を調べて見積もりしていただけませんか?」
と言った事を伝えられるといいでしょう。
参考にしていただければ幸いです。
八納啓造 拝
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?
私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
八納 啓造が提供する商品・サービス
家づくり全般で分からないことがありましたらいつでもご相談ください
回答になってないかもしれませんが・・・
こんにちは。中古住宅の購入とのことで、がんばってください。応援します。
まずは、「宅地建物取引業者(不動産屋さん)」から「中古住宅(古屋有でなくて)」を買うのでしょうか?そうであれば、不動産屋さんも担保責任が生じることから、建物の安全性等については親身に相談にのってくれると思います。
その前提で話をするとして、「築20年」というのも微妙ですね。今話題の住宅ローン控除や登録免許税等の税率軽減措置等については、木造の場合「築20年以内」が対象なので、建物の謄本で新築時の年月日を確認してみると良いと思います。
それで、もし20年を1日でも過ぎているのであれば、上記の控除等の対象とするためには「耐震基準適合証明書」が必要となります。(専門家による耐震診断と必要であれば耐震改修が必要になります。)以前、中古住宅購入にあたって、こんな話を売主さんの不動産屋さんにしたら、診断費用は不動産屋さんが出してくれました。(とても良い不動産屋さん!)
耐震診断では、専門家が建物の耐震性能はもちろん、地盤や雨漏、漏水等による不具合についても見解を提示してくれるので受けると安心ですが、実際問題、築20年前後の建物であれば、改修なしで適合となることはまずないと思いますし、たとえ築20年以内であっても耐震補強はしておいた方が安心だと思います。
そこで、やっと質問の回答。JIOのような保証を伴う検査機関さんの調査は売主さんしかできないし、耐震診断がオススメです。しかし、そもそもその建物が耐震診断する価値があるのか?(耐震改修に過大な費用はかからないか)を事前にチェックするのがよいのではないかと思います。
国交省の「誰でもできるわが家の耐震診断」(検索すればいっぱいヒットします)などを参考にしてみてください。個人的には、平面的なバランスが悪いのと基礎の改修はお金が掛かりがちなので、慎重に。すみませんもう文字数オーバーです。
回答専門家
- 川瀬 康和
- (東京都 / 建築家)
- 一級建築士事務所 カワセ企画・設計
機能やデザイン、コストや将来計画など建築をトータルで考える
設計者がいることによる「クライアントのメリット」は、デザイン性や機能性だけにとどまらないと思います。建築の専門家である設計者の一人として、「クライアントに代わって汗をかくこと」や「建築に対して誠実であること」を意識して仕事しています。
志田 茂
建築家
-
中古住宅:自分で確認できる事項
志田茂建築設計事務所 志田と申します。
中古住宅を購入するまでは、いいのですが・・・
そこから先、リフォームするとなると、ある程度の手持ちのご資金が必要です。
じゃあ、どれだけかかるのか・・・(どんな状態か を含めて)
不動産屋を通してでも、、、たいがい付き合いのある会社がありますから、、、
建築会社に聞いてみるといいと思います。
それが正しい情報かは別ですが・・。
また、まずはご自分でできる事をしてみましょう。
・間取り図と現地を見比べて合っているか、
・見た感じ、壁はおおよそ4隅にあるか
(↑90cm以上の壁じゃないとダメです)
・家が傾いている感じがしないか
・外壁に亀裂がないか
・基礎に亀裂がないか
・天井にシミがないか
・屋根の軒先を見て、先端が波打ってないか
・窓や戸を締めた時、隙間があいてないか
・床がふかふかしてないか
・床下収納があれば、はずして、床下が湿ってないか
・天井点検口があるならのぞいて、雨漏りの跡がないか
など、ができると思います。
極端に感じるものがあれば注意しましょう。
もっとも、「リフォーム済」ではあまり意味がないですが・・。
購入後、リフォームする事をお考えなら、建築会社や設計事務所を決め、契約し、見てもらうのがいいと思います。
ある程度そのまま住む事をお考えなら、環境と、ご自分の気持ちに響くかどうかで、最終的にはご判断ください。「この家に住みたい」「住める」・・・そう思うかどうか・・・感覚的な話で根拠はありませんが、素直に自分に問いかける事も、大切だったりします。
宮原 謙治
工務店
-
ハード面(建物)とソフト面(環境利用価値)の確認
大阪の住宅家・幸せこだわり住宅職人謙さんです。
家探し大変ですね。私は不動産の仕事もしています。
ハード的な建物としての確認項目については、他の先生方が回答されているとおりです。
すこし視点を変えてお話してみます。
1)売り主になった立場で考えることです。
この家をあなたが売却しようとすればようなポイントを強調されますか?
このポイントがなければやめたほうがいいでしょうね。
2)環境的にはどうですか?
この家を利用する・すなわち家族で生活するのですから、どんな会話が弾むのでしょうか?
ここでいう環境とは、周辺の環境だけでなく家の中(室内環境)のことです。
陰気な環境では家族の会話が少なくなります。
陽気な環境・・・日照は西日を避けることです。風通しはどうでしょうか?
その為には、東南の方位に障害物が無いことです。
3)床下も是非確認してください。
床下の高さと庭(路地)の高さを測ることです。床下の方が10センチ以上は高いと合格です。
どうぞ頑張ってくださいね。。。
各務 謙司
建築家
1
中古住宅購入時のチェックリスト
あすぐちさま、初めまして。
''カガミ建築計画''の各務(カガミ)と申します。
以前より、''全面的なリフォーム''を前提として、
''中古住宅を購入なさるお客様''のために、
''簡単なチェックリスト''を作っており、
以下のホームページで公開しております。
あすぐちさまの参考になるのではと思っております。
中古住宅チェックリスト
住宅を見に行く際に、是非''持ってゆきたい物のリスト''も
掲載しています。
プリントアウト用のPDF版も用意しております。
参考にして頂ければ幸いです。
>カガミ建築計画
カガミデザインリフォーム
東京都港区白金台3-12-2-303
Tel/Fax:03-5789-4146
info@kagami-archi.com <
横山 彰人
建築家
2
中古住宅
築20年であれば、やはり専門の方に調査してもらうべきでしょう。
調査するところは、主要構造のほかたくさんありますし、構造基準も変わっているはずです。
自分でチェックする事は無理だと思います。
あすぐちさん
あすぐちです。
2009/01/28 15:40大変参考になりました。
取り急ぎお礼まで・・・
あすぐちさん (神奈川県/40歳/女性)
あすぐちさん
あすぐちです。
2009/01/28 15:43築年数と税率軽減の件
まったく知りませんでした!
その際の対処法についても
参考になりました。
ありがとうございました。
あすぐちさん (神奈川県/40歳/女性)
あすぐちさん
あすぐちです。
2009/01/28 15:46素人でも出来そうな
チェック項目を出していただき
ありがとうございました
あすぐちさん (神奈川県/40歳/女性)
あすぐちさん
あすぐちです。
2009/01/28 15:49売主になって・・・
ある意味
大変適格な考え方ですね!
ありがとうございました
あすぐちさん (神奈川県/40歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A