歯茎の痩せ

はじめまして。むつみデンタルクリニックの倉田です。

担当の先生の所で歯周病のポケット測定やレントゲン撮影を行ったことはありますか?
歯ぐきがやせる(歯ぐきが下がる)原因として

・歯周病により骨が下がる
・強いブラッシング
・かみ合わせ

等あります。
骨が大きく溶けていない限りは、歯ぐきがどんどんとやせていくということはありません(骨が露出することはないですからね)。歯周病により骨の高さが下がってしまうと、それによって歯ぐきも下がってしまいます。

歯周病の進行具合(骨の高さ)を担当の先生に説明してもらい、歯ぐきを引き締めていきましょう。これによってそれ以上歯ぐきが下がらなくなっていきます。

あとは、いわゆる『ガシガシ磨き』によって歯ぐきがやせてしまいますので、同時に正しいブラッシングを身につけましょう。

咬み合わせのズレによって特定の歯に側方(横向き)への力が加わっていると、木に刺さったクギが緩むように骨や歯ぐきも下がっていきます。咬み合わせの調整やマウスピースを使うといいですね。

『遺伝なのでどうしようもない』ということはありません。日ごろの手入れと定期健診でやせるスピードは十分食い止めることができますよ。

千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック
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歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん〜
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他の先生方が、大変詳細に回答されていらっしゃいますので、追加だけさせていただきます。

実は喫煙はかなり歯茎にも強い影響を及ぼします。その人の体質にもよりますが、喫煙量が多い感謝さんの場合には、血液の流れが減少して、歯茎があおざめた色になっている場合があります。さらに長期間このような状態になると「縮退」といって痩せてしまう事も多々あります。miotyさまは喫煙はなさらないのでしょうか?

もし喫煙をされるようでしたら、禁煙、ないしは減煙も効果がある可能性があります。

はじめまして、歯科医師の山内と申します。

歯茎が痩せていくということは、歯茎(歯肉)の下にある歯槽骨という顎の骨が減退していく現象と連動してます。歯茎を歯槽骨が下から支えているのですが、その支えが歯根側に下がるので歯茎も痩せてきてしまうのです。

元々遺伝的に歯槽骨が薄く退縮しやすい方もいらっしゃるかとは存じますが、歯並びや噛み合わせなどの影響で歯槽骨が薄いところや、負荷がかかりやすい理由から部分的に歯槽骨が破壊され退縮してしまう事もあります。八重歯の歯肉が退縮しやすいのはこの理由からです。この場合には、就寝時にマウスピースをお使いいただく予防法などがあります。

また、歯周病の原因細菌によって歯槽骨が侵されてしまうこともあります。歯肉溝(歯周ポケット)から感染し歯茎が痩せてくるのです。この細菌に対して最近は抗菌剤を使って口腔環境を改善する試みも実際の臨床に応用されてきています。位相差顕微鏡などで口腔内の唾液やプラークなどを見て、スピロヘータが検出される場合は“ジスロマック”という抗生剤が大変劇的に口腔環境を良い方向に変化させてくれる事も経験させていただいております。
基本は正しいブラッシング(歯ブラシ)を実践していただき、歯石やバイオフィルムを定期的に歯医者さんでクリーンナップしていただく事が重要ですが、上記の抗菌剤治療は難治性の方に朗報であるといえるでしょう。

miotyさまにとって歯茎が痩せない方法がみつかるとよろしいですね、どうぞお大事になさってくださいませ。

歯ぐきがやせやすい原因があるんじゃないかと思われます。態癖といいますが、うつ伏せねや頬杖、横向きねの癖はありませんか。もしこういった癖がありましたらご注意ください。こういった態癖によって歯は微妙に動いていき上下の歯の接触点が変化し、噛みしめや歯軋りを起こすようです。この噛みしめや歯軋りなどによって歯ぐきがやせていくということが起こります。

また、歯ブラシの仕方も原因のひとつです。昨今の歯ブラシの指導の仕方に問題があることで逆に歯ぐきを傷つけてしまっていることが多いようです。

歯ブラシはやさしくソフトに歯ぐきをマッサージする要領でしていきましょう。

でも態癖には注意してね!