らんぐい歯と神経除去

乱杭歯(らんぐい歯)などの悪い歯並びを、人工の歯で治すには、いわゆる差し歯やブリッジを用います。基本的にはなるべく神経を保存する方針を取りますが、歯の位置を大幅に修正するためには、神経を抜いて杭をたてる差し歯、または歯をぬいてブリッジにする必要があります。

もし、神経をなるべく残したい場合は、担当医にその希望を率直に伝えるべきだと思いますが、
自分の歯で治せる矯正治療を考えるのも良いと思います。

(関連サイト)
・前歯2本だけ乱ぐい歯です。治療法や期間など知りたい
http://profile.allabout.co.jp/pf/koyata/qa/detail/24090
・セラミックの差し歯で治療した例 乱杭歯(らんぐい歯)、叢生、八重歯
http://www.aoyama.or.jp/yaeba.html
・歯列矯正で治療した例 乱杭歯(らんぐい歯)、叢生、八重歯
http://www.aoyama.or.jp/orthod_sousei.htm

青山審美会歯科矯正クリニック(渋谷駅・表参道駅)
舌側矯正(ぜっそく矯正)のサイト http://www.koyata.com/

こんにちは。

乱杭歯を差し歯で直す際に、必ずしも神経を取る必要はありません。もちろん歯が大きく前に出ている場合など、神経を取った方がきれいになる場合もありますが、神経を取らない範囲で治療することも可能です。

確かに神経を取ってセラミックにすることはマイナス面もありますが、長期間の矯正ができない場合など、歯を削ってでもセラミックの方がその人に合っている場合もあります。矯正治療とセラミック治療の利点、欠点をよく比べて決められることをお勧めいたします。

ティースアートでは、矯正、セラミック治療の両方を行っていますので、お気軽にご相談ください。掲載した程度の乱杭歯であれば、神経を取らずにセラミックにすることができます。

ティースアート審美歯科

はじめまして。むつみデンタルクリニックの倉田です。

らんぐい歯(歯並びが悪い)でも、程度によっては神経を取らずに差し歯を入れることができます。
ただし、私個人の意見としては、らんぐい歯を差し歯にすることはすすめません。

ガタガタした歯をかぶせ物できれいにしたとしても、本来の歯並び(歯の根の向き)は変わりません。歯の根の方向に対して不自然な方向に差し歯を入れることはトラブルの元です。

たとえば、土砂崩れで家が傾いた時に、地面に埋まっている基礎をいじらずに家を建て直したとしても、その家は長持ちしませんよね?それと同じことを今行おうとしています。

年齢を考えると、まだまだ何十年も付き合っていかなくてはならない歯ですので、できることでしたら歯の根の位置からきれいに治す『矯正治療』をおすすめします。少々期間はかかりますが、10年後、20年後を考えると矯正治療で治療した方が圧倒的にトラブルが少なく、長期間きれいな歯を保つことができます。

歯は削ってしまうと元に戻すことはできません。一時の美しさのために削るのはやめましょう。

矯正治療について
http://www.geocities.jp/mutsumidental/kyousei.html

千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック
http://www.geocities.jp/mutsumidental/

歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん〜
http://blogs.yahoo.co.jp/mutsumi_dental

大阪のウメダデンタルクリニックです。

前歯をセラミックの差し歯にする場合、神経を処置するかどうかは、歯並びの程度や虫歯、歯周病の有無により決まります。

叢生(乱ぐい歯)の度合いが大きいと、歯の削除量が増え、後に神経刺激が起こってきますので、予め神経処置を施します。

神経は取らないに越したことはありませんが、仮に神経を取ると歯に栄養分が送られなくなり、少しずつ脆くなりがちです。

乱ぐい歯(らんぐい歯)
http://www.umeda.or.jp/syorei_03.html
審美歯科・矯正歯科のウメダデンタルクリニック

差し歯にすることで歯並びを直したいというこのようですね。はじめまして長崎の堀内と申します。
特に上の前歯などでしょうが、上の前歯は厚みとしておそらく歯ぐきの境目の一番暑い部分で5ミリくらいです。神経はほぼその中心を通っていると思ってください。

かぶせる歯の向きを変えることで歯並びを変えるということは、神経を保護するという条件と歯並びをなるだけきれいに並べるという条件をクリアする必要があります。きれいに、より自然にということであれば神経に触れやすくなり、神経を優先すると歯並びは不自然な形になります。

もともとかぶせる歯で歯並びを変えること自体はやはりちょっと先が合っていないとか少し向きがおかしいといった微妙なところを直す方法と考えられたほうがいいでしょう。

むしろ2みりとか3みりの量をずらすのであれば当然のことながら神経の位置を無視する形になりますので神経の処置をする必要がでてきます。

もともと前歯の厚み自体が5ミリくらいで神経のところは1ミリから1,5ミリ程度あります。残りの厚みは表と裏側約2ミリ程度ずつですから向きを変えるために削れるのはせいぜい1ミリから2ミリ程度とお考えいただいたほうがいいかもしれませんね。

ご参考になりましたでしょうか。またいつでもご質問ください。
お待ちしております。

らんぐい歯を差し歯で直すとのことですが、らんぐい歯は差し歯では治りません。いくら差し歯にしたところで骨の中にある歯の根の位置は変わらないので、基本的に正常になってはいません。そんなことをして、得るモノは何もありません。歯を削れば、歯は無くなり二度と元に戻ることはありません。指の形が悪いからと言って指を途中から切って、作り物の指を付けますか?これが差し歯の治療です。
らんぐい歯を治すなら、矯正治療を受けるほかに治療はありません。それが出来ないなら出来るようになるまで、そのまま我慢するべきです。一度歯を削れば、もう二度と元には戻らないのですから。
歯は、体の一部で、重要な咀嚼器官です。見せるだけの物ではありません。自分の体を大切に考えて下さい。


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らんぐい歯を差し歯で直す時は必ず神経を取らなければなりませんか?

⇒差し歯をするためには歯を表面から削ります。削る量によって神経に近づき過ぎてしみてしまったり、露髄といって削る事で神経の交通している歯髄腔という歯の中にある隙間に達してしまい、神経を取らざろう得なくなってしまうことがあります。これは、しみ続けてしまうと歯としての機能が充分に行えないからと言う理由と、露髄などは歯髄炎や歯髄壊疽の原因になってしまうからです。

ショミュさまは20歳と大変お若いことで、歯髄腔がまだ大きく歯の表面に近く、歯髄自体の感受性も敏感な事が予想される為、抜髄(神経除去のことです)に至る可能性も多くあります。

よって、必ずではないのですが、差し歯の場合には神経を取らなくてはならないことも多くあるのでしょう。

こんにちは,東京都立川市ひるま矯正歯科の晝間康明です.

''>らんぐい場を差し歯で直す時''
と言う事は歯を削って人工物を被せると言う事になります.
人工の被せものの寿命は平均で約8年で作りかえが必要となり,数回作りかえた後に抜歯になると考えられています.
読売新聞の医療ルネッサンスにも掲載されています.
読売新聞医療ルネッサンス「詰め物寿命10年未満」

歯は削らずに済ませられれば一生持ちます.
ですから歯は削らないですむのであれば削らない方が良いと思います.

''>必ず神経をとらなければなりませんか?''
歯を削れば必ず神経をとらなければならない訳ではありませんが,歯を削ると言う事は神経をとる危険性が増す事を意味します.最新の治療や最高の技術を持ってしても歯を削ると言う事は神経をとらなければならない危険性がつきまとうと考えて下さい.
また,神経をとると言う事は歯の寿命が短くなると言う事ですから,歯の神経をとらないようにする事,歯を削らないようにする事の方が大切だと思います.



***・・・雑感

たぶん,多くの歯医者は自分の歯を削らなければならない状態になったらすごく落ち込むと思います.
なぜなら,削ってしまった歯は元に戻らない事,その後の歯の末路を痛いほど知っているからです.
私の知り合いの歯医者で自分のらんぐい歯を「差し歯で治した」人は記憶にありません.これは,歯を削る事が怖いからです.

私たちは,歯科医師になるための授業で医の倫理を学びます.

その中のヒポクラテスの誓いに以下のものがあります.

「自身の能力と判断に従い患者に利益と考える治療法を選択し,害と知る治療法を決して選択しない」
歯科医師によっても何を持って患者利益と考えるかは様々ですが,らんぐい歯を歯の移動で治せる矯正歯科医である私は患者利益を考え,らんぐい歯を差し歯で治す事を御勧めしません.