足の冷え　顔のほてり

スコール様の状態は東洋医学的に説明がつきやすいです。
鍼灸で言うと、熱がこもった状態に近いような感じを受けます(追い炊き可能なお風呂を沸かす時を考えて貰うと分かりますが、表面がお湯だったのに、足を入れると底が冷たいと言う経験はありませんか?)。

凄く冷えがあると、逆の性質(熱)になることがあるので、その状態に近いように思います。

現実的に今の症状をお聞きすると、具体的な内科的な疾患の想像が出来ず、自律神経失調症や男性更年期障害と呼ばれる状態に近いと思いますが、念のため、一度内科に掛かってみて、何も問題なければ、鍼灸に行かれては如何でしょうか?そちらの方が、西洋医学での対応が無理だから、と言う理由もでき、鍼灸に通いやすくなると思います。

ご参考になれば幸いです。

ご質問ありがとうございます。

足が冷えて顔がほてるとは、女性の更年期障害に代表される症状ですが、これは
何も更年期と言われる年齢に限られた症状ではありません。

そもそも、婦人科系ホルモンの不調和がこの類の症状を引き起こしているわけで、
一般的に女子の場合などは中高生でも、肩こり、冷え症、便秘、片頭痛、めまい
などの不定愁訴を抱えている人は多いものです。


男性では少ないとはいえ、最近では環境ホルモンなどの影響や日頃のストレスな
どにより、ホルモン系の不調和や自律神経系の歪みから「冷えのぼせ」という更
年期障害のような症状を、年齢に関係なく訴えて来院されるケースも増えていま
す。

「栄養やストレス、労働・生活環境なども関連しているのでしょうか?」とのこ
とですが、これらが決定的に本来の健康状態を崩しているわけです。


ホルモン系の不調和や自律神経系の歪みを的確に調整して、速やかに完治させる
治療方法は鍼灸医術以外にないのではないかと思うほど、このような症状に対す
る鍼灸治療は優れた効果を発揮しています。

どうぞお大事にしてください。



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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行

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