対象:独立開業
回答数: 1件
回答数: 1件
回答数: 2件
回答:1件

後藤 義弘
社会保険労務士
-
ご質問ありがとうございます
ノウハウ、時間、ブランド力をお金で買うことでリスクを軽減する、これがフランチャイズの特色でありメリットでもあると思います。
ノウハウやブランド力を構築するには相当の時間とお金がかかります。 フランチャイザーはすでにそうしたビジネスのカタチを持っているわけで、この枠組みをお金を払って利用させてもらうという取引です。
一方デメリットは何か?
契約で縛られることでビジネスの自由度に劣るという点でしょうか。
そもそもフランチャイズはフランチャイザーとフランチャイジーとの契約に基く事業活動ですから、もし独自のアイデアがあったとしても、それをストレートにビジネスに反映させることはできません。
株主は 「お金」 を払って会社の経営に口を出し、「配当」 という経済的メリットを享受します。 出資の対象は 「お金」 ということになります。
一方フランチャイザーは「ノウハウ」を提供し短期的には加盟金など、長期的には 「ロイヤリティ」 などの経済的利益を確保し、経営にも入ってきます。 出資の対象は 「ノウハウ」 です。
''「お金」を出資する株主、「ノウハウ」を出資するフランチャイザー''
このように、フランチャイザーとフランチャイジーの関係は、出資の対象は異なるものの、株主と会社の関係に似ているかもしれません。
「どちらがお得?」 というご質問になっていますが、一刀両断的にどちらがトクということではなく、それぞれのメリット・デメリットを比較、吟味したうえ事業のスタンスに応じ選択すればよいでしょう。
このあたりについては同じ起業支援に出展されている生田目先生のQ&A回答が大変参考になると思います。 ご参照ください。
''【参考Q&A】'' ''フランチャイズを選択した際のメリット・デメリット''
(現在のポイント:1pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング