対象:住宅設計・構造
志田 茂
建築家
10
昔の確認申請
志田茂建築設計事務所 志田です。
昔は、、新築するために、ただ、「(確認申請を)出してを 確認済 の書類をもらうだけ」の意識しかなく、それさえ済めば、「もう関係ない」という事は多くありました。なので、確認申請の図面と実際の家の間取りが違うという事はざらにあります。当時の大工もお父様も、確認申請 の意味を重要視しせず、(今もありますが・・)「オレの家なんだからどうしようと勝手だろ」というもので、、故意に違法な事をしたという意識はなかったと思います。
当然、完了検査は受けられませんし、受けていないはずです。
厳密に言えば、違法な家ですが、ただ、それを今 役所に相談に行っても、先方も逆に困ってしまう話だと思います。
リフォームするならば、現状で、構造補強や間取り・外部仕上げの変更をする分には、何も問題ないと思います。増築するならば、申請する必要がありますが、その場合には、話がやっかいになる可能性はあります。
(できない事ではないとは思います)
確認申請と実際が違う事は、そうゆう事なのですが、問題は、「構造的に問題ないか?」という事です。
構造材が白ありにやられてないか?腐ってないか?屋根や床が下ってないか?地盤が下がってないか?などなど。。一度、大工さんに見てもらったり、行政の耐震診断(たぶん無料もしくは少額)を受けられてみて判断されてもいいかもしれません。
(現在のポイント:5pt)
この回答の相談
築35年の木造2階建てに住んでおります。
元々は主人の実家で、義両親が引っ越したのを機に昨年より私どもが住んでおります。
35年間一度も修繕・改装を行っていない家では生活に支障が出てき… [続きを読む]
hogehoge78さん (千葉県/32歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A