対象:住宅設計・構造
横山 彰人
建築家
-
2×4より在来工法の方がいいのでは
どんな構造にも長所と欠点があります。
それは当然のことですが、私は在来工法の方がいいと思います。
なかでも間取りの自由さと開口部に制約があることです。
間取りの事だけ、私が感じていることを上げてみます。
・2×4は壁構造なので将来自由に間仕切りを変更する事が難しい。
この事は大事な事で、将来家族構成が変わったり、二世帯住宅にリフォームする場合に、実際経験し た事ですが、ほんとうに苦労しましたし、余計なお金もかかりました。
・しっかりした和室がほしい場合、柱が無いので大壁で付け柱になってしまう。
・コーナーに窓を取ったり、3m以上の窓を取る事は難しい。
・建物の間取りやでアールを取ったり、直角以外の壁を作るときかなり制約がある。
・吹き抜けを作る場合の制約が多い。
・開口部を決める場合、たとえば外壁の隅から開口部を作ることに制約がある。
これ以上もっとあるのですが。
価格の方も2×4が特にコストが安いと言う事はありませんし、よくご検討下さい。
分からないところがあればご連絡下さい。 良い家が出来るといいですね。
横山彰人
補足
ブログやHPでも住まいに役立つ情報を定期的に発信しております。
もしよければ、ご参考にしてみてください。
・横山彰人ブログ
・株式会社 横山彰人建築設計事務所
・横山彰人建築設計事務所プロフィール
・横山彰人著書の紹介
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
建て直しを検討しています。仕様やオール電化を専門としているというところが気に入って、あるHMでと考えているのですが、そこは、2×4工法での建築を専門としている会社でした。自分なりに… [続きを読む]
ポンタッチさん (埼玉県/44歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A