対象:ペットの医療・健康
RE:ペットが就寝中にウンチをする
便失禁は2つに分類できます。1つは便が多く貯まってしまい、その結果失禁してしまうものです。動物は排便しようとする感覚はあるが自律的にできなく、しばしばしぶりがみられます。原因として、直腸、結腸の炎症、腫瘍、下痢、便秘などが多く、通常の容量を超えて便が貯留します。もう1つは括約(肛門を締めること)性の失禁であり、動物は便が肛門を通過することに気づかないものです。通常、神経筋疾患が原因であることが多いです。単に加齢性の変化であることもあります。
今回は軟便が原因である可能性が高く、消化器疾患ではよくみられる症状です。軽症であれば自然に治癒したり、治療により容易に改善したりします。しかしなかには重篤な疾患の症状として顕在化することもあるので、改善がないようであればかかりつけの獣医師に相談し精査されるのがよいでしょう。また、年齢や便の状態を考慮しますと痴呆の可能性は低いと考えれます。
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アメリカンコッカー(♀)5歳ですが、数ヶ月前から週に何度か、寝ている間にウンチ(コロコロとしたもの1〜2個)をしています。最近では、毎日、チョコレート状のどろっとしたものをしていると言うか、ち… [続きを読む]
こっつさん (大阪府/29歳/女性)
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