対象:住宅設計・構造
森岡 篤
建築家
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東側開口では、日照の性質を押さえる
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ユウさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡と申します。
太陽は、昼は南方向ですが、夏は高度が高く、冬は低くなります。
このため、南側に開口を取り、その上に庇を付けると、夏は太陽高度が高いので日が室内に入るのを防ぎ、冬は高度が低いので、日照を部屋奥まで入れることができ、合理的です。
西側の開口で遮蔽物がない場合、夏でも夕方、部屋奥まで日が入り、気温が最高の時間帯と当たるため、強烈な暑さとなり、対策に苦労します。
東側の開口は、朝夕は逆ですが、日の入り方は西側と似ています。
朝日が入り込みますが、まだ余り暑くない時間帯で、経験的にも、快適に感じられるのではないかと思います。
日が強すぎる時のため、ブラインドは必要でしょう。
日照の特徴を押さえておけば、周辺環境を活かし、東側に向ける方針、よろしいと思います。
おっしゃるように、東側開口だけだと、午前中は明るいのだけど、午後暗くなりがちなので、それを補う工夫が必要と考えられます。
参考にしていただけたら幸です。
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評価・お礼
ユウ さん
当初のプランからの思い切った変更だったので不安でしたが、安心しました。敷地周辺環境などトータルで考えると、東側開口ですすめていきたいと思います。
ありがとうございました。
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