痛風に関して

ご質問有り難う御座います。
痛風は高尿酸血症といって、血液中の尿酸が異常に増加した状態が続いた結果、血管からしみだした尿酸の結晶が関節に沈着して、関節の痛みや腫れを起こす病気です。
原因はプリン体の先天的代謝異常で尿酸の産出量が多かったり、尿酸の排泄能力が低かったりすると、正常値異常に尿酸が増えて痛風を引き起こします。
症状としてもっとも多いのは足の親指の激痛で、患部は熱を持って赤く腫れ上がります。
痛みは放置しても2〜7日で治りますが、発作を繰り返すごとに痛みの間隔が短くなり、痛みが長く続く様になります。2回目以降になると、膝、肘、指等の関節に痛みが現れる事が有りますが、リウマチと異なり、一度に多くの場所が痛む事はあまり有りません。
症状が慢性化すると、耳介や親指、肘、膝等の関節に尿酸の結晶が溜まって痛風結節という膨らみが出来、さらに病気が進行すると、骨の一部が尿酸によって破壊される事も有ります。
その一方で腎臓にも尿酸が沈着して腎機能が低下し、最終的には痛風腎と呼ばれる腎不全を招く他、脳や心臓に血管障害を起こし易くなります。
治療は3種類の薬が使われています。
食生活面では、モツ、レバー、肉、小魚、バター、クリーム、アスパラガス、ほうれん草、アルコール類(特にビール、赤ぶどう酒)等、プリン体を多く含む食品を制限します。
(百科　家庭の医学より)

薬等も含めて専門外の内容が有りましたので、参考文献から引用させて頂きました。
参考になりましたら幸いです。

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