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先ずは主治医と対話を・不発なら新基準で主治医探しを

2009/08/16 21:11

8年間うつ病の治療を続けてこられたものの、今の治療や主治医の対応に不信感をもっておられるようです。そのようにお感じになるのは、病状が結果的に良くなっていないという事情もあるのでしょうか。

うつ病の治療というものは、決まった主治医と長年にわたり信頼関係を育みながら続けるのが理想的です。従って簡単に病院や主治医を変えるというのは、あまりお勧めできることではありません。

病院を変える前に先ず試みてほしいのが、主治医との腹を割った対話です。ご自分の現状や不満、希望などを分かりやすく話すのです。その際、主治医の考え方や今後の方針などについても質問し、よく聞くことを忘れないようにしましょう。

とはいえ話し合いが不発に終わったり、考えやセンスが一致しないといったケースも考えられます。残念ながらそういう結果に終わった場合は「潮時」かもしれません。いつまでも結果の出ない治療にしがみついているよりも、より自分に利益になる病院や医師を探すのも大切なことです。

それでは、どのような基準で自分に合った病院・クリニックや医師を探せばよいのでしょうか。

先ず大切な要素は、よく話し合いができる医師であることです。うつ病の場合は特に、原因が生活や仕事のストレスであったり、生活習慣や環境であったりすることが大半なので、それを把握し対策を立てるための「対話」が欠かせません。

それと並んで大切なのが、薬に過度に頼らずに、的確な「助言」をする医師であることです。薬は症状を緩和するのには有効ですが、病気の根本原因を取り除き、本質的に病気を改善する効果はありません。生活習慣や仕事、環境などに関する的確な助言をするかどうかが決定的に重要です。

そして最も大切な要素は、医師自身が心身ともに「健康」であることです。患者に健康や活力をもたらすべき医師が不健康で意気消沈していては、治るものも治りません。先ずは健康で元気な医師を求めることです。

回答専門家

吉野 真人
吉野 真人
( 東京都 / 医師(精神科) )
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病気を治したり予防するにあたり、いちばん大切なのは、ご本人の自然治癒力です。メンタルヘルスを軸に、食生活の改善、体温の維持・細胞活性化などのアプローチを複合的に組み合わせて自然治癒力を向上させ、心と身体の両方の健康状態を回復へと導きます。

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この回答の相談

うつ病のカウンセリングについて

心と体・医療健康 心の不安・性格改善 2009/08/02 00:54

うつ病と診断され、8年近く経ち、現在も月に一回通院しています。
数年前より、「うつ病の治療(カウンセリング)」がこんな物なのか今の医師に対して信頼が出来ないと言うか、疑問を抱くようになり… [続きを読む]

福来朗さん (東京都/41歳/女性)

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