対象:不動産売買
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説明責任について
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
公共事業での各種整備事業(今回はがけ山の整備)に関しては、
各市区町村での予算の関係があり、事業自体が決まっていても
具体的にいつまでに完了するといえないことが多々あります。
おそらく不動産業者として、がけ山の整備の完了時期に関しては、
明言はしていなかったのでは推測されます。
今回「ひろしげ」さんとしては、がけ山の整備が終わらないと
現状の建築確認が下りないことに不満を感じているのだと思います。
ここでのポイントは、建築確認で申請した建物の内容が、
いつ確定していたのかということです。
例えば、建物に関しては、土地の契約前から十分に検討していて、
土地売買契約の際に、そのプランを不動産業者にきちんと説明した上で、
今年中に立てられる旨の回答が業者からあったのであれば、
業者に対しての責任を追及できると思われます。
しかし、土地の契約時には、まだプランができあがっておらず、
不動産業者は、一般的に建物が建てられるのかどうかを回答しただけであれば、
責任を問うことは難しいと思います。
がけ条例があったとしても、一般的には、
しかるべき擁壁を建てる、建物の高基礎でがけを受ける等の方法で
建物の建築は可能です。
(もちろん、そういった説明を業者がした上で、建物が建てられる旨の
回答をすべきだとは思いますが、、、)
したがって、土地の契約時に、建てる建物についての説明をこちらがどの程度
していたのか、また、建てられる旨の回答をもらった時に、建物が建てられる
条件等について話があったかなどがポイントとなります。
お互いにもめ始めると言った・言わないのトラブルになるので、
現実的なところとしては、当初想定していた期間以上に
かかってしまう家賃等を出してもらえるように
不動産業者に対して、交渉してみてはいかがでしょうか。
少しでもお役に立てれば幸いです。
回答専門家
- 真山 英二
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
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人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
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この回答の相談
A不動産所有の土地を、B不動産の媒介で3月に購入しました。
土地を3つに分筆した1つを購入しました。
(左1分筆と右を上下に2分筆の3分筆です。購入したのは、右 下の土地です。
がけ… [続きを読む]
ひろしげさん (神奈川県/40歳/女性)
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