対象:年金・社会保険
回答数: 1件
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杉浦 恵祐
ファイナンシャルプランナー
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待っていたら、いつになるかわかりませんよ。
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メアリーさんへ。FPで国民健康保険料対策が得意分野の杉浦恵祐です。
「大阪市在住です。彼のお給料は15万、私は11万前後なんですが、国民健康保険に入るとしたら毎月どれぐらいの保険料を払うことになるかわかりますか?」
21年度の大阪市の国民健康保険料(2人とも国保加入)
所得割 彼 15万円×12ヶ月=180万円/年 賞与無しとすると
180万-給与所得控除72万-基礎控除33万=75万
私 11万円×12ヶ月=132万円/年 賞与無しとすると
132万-給与所得控除65万-基礎控除33万=34万
(75万+34万)×10.5%=114,450円
均等割 25,872円×2人=51,744円
平等割 44,851円
合計 114,450円+51,744円+44,851円=211,045円が、21年度の年間の2人分の国民健康保険料になります。
「私の給料から考えて彼が社会保険に入ったとしても扶養にはなれないですよね?」
協会けんぽ(社会保険の健康保険)の場合は、メアリーさんの年間収入が130万円未満であって、かつ、彼の年間収入を上回らない場合には、主として彼の収入でメアリーさんの生計を維持されていると認められるときは、彼の被扶養者となることができます。
保険料の負担額と給付の内容で最も良いのは、「彼-社会保険、メアリーさん-彼の被扶養者」です。
もし、彼の職場が社会保険に入ったとしたら、標準報酬月額15万円の協会けんぽの健康保険料の本人負担額は、6,150円/月×12ヶ月=73,800円です。(大阪府の協会けんぽの保険料は平成21年9月分から、現行の8.2%が8.22%に上がります)
また、協会けんぽには傷病手当がありますが、国保にはありません。
補足
「結婚するのなら彼の職場が保険に入るまで待ったほうがいいのでしょうか?」
とはいえ、彼の職場が個人店で従業員が少ない場合は社会保険加入は強制ではありませんし、制度上強制加入のところであっても、社会保険の会社負担が重いため社会保険に加入しない職場が多いのも事実です。
「ゆくゆくは社会保険に入ると言っている、だから彼の職場が保険に入るまで待つ」というのは、いつになるかわかりません。
「結婚の時期をあまり遅らせたくないので」あれば、待つというのは賢明ではないでしょう。
よって、「彼は国民健康保険に入り、結婚したら私も国民健康保険に入って彼の職場が保険に入るのを待つ」というのが現実的な選択になると考えます。
評価・お礼
メアリー さん
わかりやすい説明ありがとうございました!
やはり彼の職場が保険に入るまで結婚を待つというのは、やめたいと思います。
国民健康保険も支払っていけそうな金額なので、頑張ります!
本当にありがとうございました!!
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この回答の相談
前にも1度質問させていただいたんですが、またお願いします!
大阪市在住です。今結婚した後の保険について悩んでるんですが
彼は正社員(飲食業・個人店)で働いてます。
私はアルバイト(飲食業… [続きを読む]
メアリーさん
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