猫背について

2009/04/29 18:07

最近は猫背の方が増えていますね。

猫背は、頭痛や首肩こりの原因になるほか、
胸腹部を圧迫するため、肺や胃腸の働きに影響(咳やムカつき、消化不良など)しやすくなります。

猫背は、後姿でなんとなく老けて見えるだけでなく、実際にも疲れやすく老化現象を加速する要因と言ってよいでしょう。

猫背になる要因はいくつかあって、単純に筋肉が弱い(少ない)ためではありません。

まず、日常生活習慣的な不良姿勢、たとえば背の高い人の前屈み姿勢や、長時間のPC作業による猫背姿勢の固定化(IT猫背)が影響しています。

IT猫背による頭痛・首肩こりが急増中! 姿勢改善ポイントはこちら
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矯正ベルトや日常で姿勢を意識してもらうこと、ラジオ体操、適切なウォーキングなども改善の手助けになると思います。

また、そもそも体の土台となる骨盤が傾斜やねじれを起こしていたり、あるいは、骨盤の上にのる脊椎(背骨)の配列が悪くなっって傾斜やねじれを起こしていると、背骨をしっかりと維持するのにより多くの筋肉を緊張させなければならないので、結果的に猫背が楽になって固定化していることもよくあります。

そこで、日常生活習慣に気をつけても、あまり改善がみられない場合には、

信頼できる手技療法専門家(整体やカイロなど)で骨盤や脊柱など「身体のゆがみ」をチェックしてもらい、しっかりと整えてたほうがよいでしょう。

猫背の改善は、アンチエイジングにつながるんですよ!

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補足

栄養素の補充について
カルシウム、マグネシウムは、筋肉の伸び縮みに必要なため、不足してくると筋肉は縮んだまま固まった状態になります。ご年輩の女性で骨密度の低い方の多くが猫背姿勢になっているのは、筋肉がしっかり伸び縮みできず、姿勢を維持できなくなっているためです。

特に更年期にかけては、女性ホルモンの低下に伴い、体内カルシウム、マグネシウムが急速に低下してきます。

そこでサプリメントなどでカルシウム、マグネシウムの摂取をしたほうがよいかもしれません。

ご参考にしてください。

''コラム:更年期対策におすすめのサプリメント.その1''
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