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対象：住宅設計・構造
森岡 篤
建築家
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外部で使うには、FRPかポリカ
takamさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。
FRPグレーチングは、繊維で補強された強度の高いプラスチックで、耐候性があり、もろい壊れ方をしないので、外部で使う材料としても適しています。
納まりが簡単で、ずれないように置くだけで床ができてしまいます。
穴が気になりますか。
私が以前FRPグレーチングを使った住宅では、飼っていた犬が怖がった、と聞いたことがあります。
強化ガラスは、剛性が高く(硬い)、床として使うこともでき、私も内部床に使うことがあります。
強度は高いのですが、重い物を落とすような衝撃で壊れることがあり、一瞬で破壊すると粉々になります。
ガラスは雨で滑りやすくなるのと、外部はとても過酷な条件なので、外部床としては余りお勧めできません。
強度の高い樹脂をガラスで挟んだ、合わせガラスはより安全ですが、強化ガラスよりさらに高価です。
外部で使える透過材料で、強度的に安心して使えるのは、ポリカーボネートです。
強度は高いのだけど、ガラスと比べると剛性(硬さ)が低く、床で使うと垂れてしまいます。
剛性の高いFRPグレーチングの上に、ポリカーボネートを乗せるのは一つの考え方と思いますが、納まり(留め方)が難しそうです。
参考にしていただけたら幸です。
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takamさん （神奈川県/33歳/男性）
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