対象:住宅設計・構造
森岡 篤
建築家
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両案、それぞれ特徴あり
yukimamagonさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。
**2階LDK案
一般に1階より2階が日当たりが良いので、LDKの日当たりを確保し易く、屋根なりの天井にすることで、自由で高い天井、構造的に大空間が確保し易い、1階は個室群で構造壁を確保しやすいという特徴があります。
**1階LDK案
吹き抜け等の工夫により日当たりを確保することや、大空間は可能で、yukimamagonさんのように生活動線はこちらを好まれる方もいらっしゃいます。
子供部屋への外部からのアクセスが、LDKから把握しやすいこともあるでしょう。
LDK1階案と2階案(個室群は逆)は、このように各々特徴があり、どちらが良いということではありません。
これらは、今決めてから専門家にお願いするのではなく、専門家に両方、設計案を出してもらい、模型等を見ながら生活をシミュレーションし、将来の姿も描き、決めれば良いのです。
この2案だけでなく、さまざまな構成の組合せで、いくつもの計画案が出てくると思います。
それらの、一番優れた案、ご家族全員が納得した案を採用するのです。
**リビング階段
リビング階段の特徴は、アットホームであることです。
LDKに家族の誰かがいることが多いでしょうから、他の家族が個室から外部に出入りするときに、リビング階段を通り、声を掛け合う、特に子供室に求められる事が多いです。
来客時は、関係のない家族にとっては、これがうっとおしいことがあるかもしれません。
風呂への動線は、リビング階段でリビングを通るより、リビング階段でない場合の廊下を通る方が、寒いと思います。
そろそろ専門家の方と相談しながら進めるのが良いと思います。
このAllAboutの専門家の中からでも、気に入った方にお願いし、是非すばらしい家をつくって下さい。
参考にしていただけたら幸です。
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この回答の相談
はじめまして
初めて質問させていただきます。
土地を購入したのですが
2階建ての間取りで大変困っています。
ネット等でも色々意見が分かれていたのですが、
やはり主婦としては生活動線・老後・防犯を… [続きを読む]
yukimamagonさん (千葉県/34歳/女性)
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