親知らずの抜歯について

在昌さん、こんにちは。
オーラルプロポーションクリニックの小野です。

”鼻の方の空洞近くまで神経が伸びている”ではなくて、
鼻の空洞近くまで歯の根が埋まっているのだと思います。

上の親知らずを抜いた際、鼻の空洞(上顎洞といいます)と口腔内がつながることがあります。
小さいものだと自然にふさがってきますが、大きなものになると歯ぐきでふさぐ手術が必要になることもあります。

3点の質問についてですが、

1、念のため伝えたほうがよいでしょう。
血圧は日々変動するものなのであまり心配しなくてもよいと思いますが、
念のため、抜歯当日・術中にも血圧を測ってもらったほうがよいでしょう。

2、もし、糖尿病・心疾患・脳血管障害・血液の病気などで
内科にかかっている、薬を飲んでいる、のであれば血液検査が必要でしょう。

糖尿病であれば現在の血糖値や腎臓の機能の確認、血液の病気であれば出血しやすい状態かどうかを調べる必要があります。
心疾患・脳血管障害で血液がさらさらになるお薬をのんでいるのであれば抜歯前に止める必要があるかもしれません。

最近、血液検査をされたのであれば、それを歯科医師に見てもらったほうだよいでしょう。

ただ、少数ですが血液検査値を読めない歯医者とは言えないような歯大工さんもまれにいます。

抜歯やインプラントなどの外科治療の際はよく確認したほうが良いでしょう。

ちなみに、当院では血液検査も行っております。


3、抜歯に要する時間ですが、歯がどれくらい埋まっているかや術者の腕によります。
通常に生えているのであれば数分、歯が深く埋まっているのであれば30分以上かかる場合もあります。


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