対象:住宅設計・構造
天井埋込型エアコンについて
サカイデザインネットワークの酒井です。
ご質問に記載されていますように、天井埋込型エアコンは、壁掛けタイプと比較してもスッキリとしますし、空間のインテリアデザインの観点からもメリットがありますが、天井裏に埋め込むスペースが必要(機種によりますが30cmから40cm程度は必要になります)なのと、エアコンを取り付けるための下地補強などが必要になります。
また、基本的に隠ぺい配管(天井や壁の内部での配管)になりますので、配管ルートや取付位置については設計段階で細かく設定する必要があります。 仕上がりや効率の面では非常にメリットが大きいと思いますが、コストは壁掛けに比べ高くなるため、費用対効果を考えて取付場所を検討されると良いと思います。
掃除については壁掛けタイプと大差ないと思いますが、機種交換になった際は、サイズが変われば天井仕上げや下地のメンテナンスも必要になります。
参考になりましたら幸いです。
回答専門家
- 酒井 正人
- ( 東京都 / 建築家 )
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
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この回答の相談
家の新築で、天井埋め込み型のエアコンを検討しています。
見た目がすっきりするので、いいかなと思っているのですが、掃除や修理・交換のときに、何か問題はないのか気になってます… [続きを読む]
All About ProFileさん
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