対象:インテリアコーディネート
安井 正
建築家
-
照明配置の考え方の基本
照明の配置の考え方の基本はいくつかあると思います。
1.場所にあわせる。どこで何をするかを想定してそれに必要な明るさの器具を配置する。
2.フレキシブルに対応できるように全体を明るくする。あるいはライティングレールなどを使って可変性を重視する。
3.光の演出、雰囲気重視で考えていく。陰影のある空間づくり。
それぞれ、まったく違った考え方であり、出来上がりの明るさ、空間の雰囲気も違ってきます。
設計の仕事のなかでは、住む人がどんな空間を求めているのか、実用的なところを重視しているのか、もっと空間の雰囲気、陰影の美しさや落ち着きをもとめているのか、そんなところを建主さんご家族と話し合いながら、方向性を考えていきます。
あくまでも私の場合ですが・・・。
単に、何ルクスといった数値的なことを満たすだけなら、部屋の広さと学会などで研究されている必要照度などから照明器具の個数、W数を算出することはできますが、それだけでは人が暮らす場所として豊かなものにはなっていかないと考えています。
実際の住宅の設計では、上記の1から3を組み合わせて考えているのが実情ですね。
具体的に答えられずにスイマセン。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A