対象:住宅設計・構造
野平 史彦
建築家
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あなたは被害者ではありません。
あなたの家の北側にアパートが建つなら、あなたの家の日当たりには関係ありませんから、あなたのおっしゃる「真裏」というのは、あなたの家の南側ということなのでしょうか?
しかし、「アパート側には、ベランダもあるのに〜」ということは、アパートのベランダは通常、南側に付いていますから、やはりアパートはあなたの家の北側に、それも南側に寄せて建つ、ということなのでしょうか?
基本的な情報が抜けているので、何とも判断し難いのですが、
アパートがあなたの家の南側に建ち、日当たりが悪くなる、というお話だと判断しますと、
斜線制限や日影など基準法上の規定に違反していなければ、役所では確認の許可を下ろし、3階建てのアパートは建つ事になります。
もし、建て売り住宅を購入し、3階建てのアパートも同じ業者によって建てられるのだとしたら、建て売り業者としては当然のやり方と言えます。
建て売り業者は、敷地を区画して建て売り住宅を販売する時には、必ず、まず一番北側の列の住宅を建て、日当たりの良い状態で販売します。総て販売した段階で、その南側の列の住宅を建て販売する、ということを繰り返してゆきます。
建て売り住宅とはそういうものなのです。
あなたの家が建て売り住宅ではなく、3階建てのアパートも別業者によるものだとしても、あなたが購入した家の敷地条件は、隣に3階建てのアパートが建てられる敷地条件だったのです。
あなたは「泣き寝入りするしかないのでしょうか」と問うていますが、
残念ながら、あなたはそういう敷地条件の家を購入したのであり、被害者ではないのです。
補足
冬場、あなたの家の日当たりが今より悪くなるかもしれませんが、あなたの近所の人は皆、同じ様な条件の下で生活しているのです。
そういう敷地にあって、あなたの家だけが「日当たり抜群」という特権を享受し続けられる理由はないのです。
皆が少しずつ我慢を共有して生活している土地に住んでいるのだ、という認識をお持ちになった方が精神衛生上、宜しいのではないでしょうか?
(お役に立てなくて残念!)
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この回答の相談
1年前に戸建を購入しました。
真裏には空き家になったばかりの平屋が2軒ありました。
昨日、裏の空き家を壊して3階建てのアパートを建てますとの挨拶に来られました。
日当たり抜群の家… [続きを読む]
みみみみみみみさん (埼玉県/30歳/女性)
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