しっぽを振らない

生後3ヶ月で、オスワリ、フセ、マテ、ハウス、トイレがほぼ完璧なんてすごいですね!

フクコさんにしっぽを振ってくれないということですが、きっとトレーニングがそれだけできるので、フクコさんたちと関わるときは“無邪気に遊ぶ”ことよりも「指示を聞かなきゃ」という意識が強いのかもしれません。

お勉強の面(トレーニング)はすでに良くできているので、あとはお互いの関係をより良くすることに重点を置いてください。
つまり、一緒にいるときは撫でてあげたり、言葉で「いい子だね〜」とか「お利口さん♪」などと声をかけたり、おやつをあげたり、とにかくパピヨン君が喜ぶこと(=しっぽを振ること)をしてあげてください。
簡単に言うと、褒めまくってあげてください!

また甘噛みに関してですが、犬のしつけで大切なことは、「して欲しくないことはさせない」ことです。
甘噛みされてから注意するよりも甘噛みされないようにした方が良いです。

もし遊んでいてだんだん興奮して手に噛み付いてきそうになったら、触ることをいったん止めたり、手を高くして甘噛みされないようにしてください。
そして甘噛みをしなかったら、必ず褒めてください。

サークルに戻す方法ですが、一番良い方法はおやつを使ってハウスさせることです。
遊びの終わりとしてハウスに入れて、さらに強制的に入れていれば、ハウスに入らなくなるのは当然です。
単純に、良いことと結びつけば行動は増えますし悪いことと結びつけば行動は減少します。
ですから、主従関係の問題ではありません。

「ハウスの際に必ずおやつがもらえる」と覚えれば、どんなときでも「ハウス」と言えばサークルに入ります。
※ただし、これはワンちゃんがおやつが好きであるということが前提です。

''しつけ上手は褒め上手''です。
まだまだ3ヶ月ですから、これからたくさん褒めてあげるようにすればフクコさんたちにもしっぽを振ってくれるようになりますよ(^-^)