小川 亜紀子
しつけインストラクター
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野良犬の飼育
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野良犬の場合、人への警戒心が強いのでまずは人に対する警戒心を解くことが課題になります。
できれば、ご自宅に訪問してもらえる専門家に直接アドバイスを受けることが一番良いです。
ただ、訪問してもらえるようなトレーナーさんが見つからなければ、とにかく「人=おやつをくれる存在」と教えてください。
来てしばらくはご飯は手から与えるようにしください。
またリード(引き綱)をつける際は、必ずおやつを与えてください。
きっと保健所の人に捕まえられるときにとても嫌な思いをしてるでしょうから、「リードをつける=良いことがある」と教えることが大切です。
''決して無理やり着けないでください。''
押さえつけて無理に着けるようにしてしまうと、リードを見ただけで逃げるようになりますし、噛み付くようになる可能性もあります。
あとは飼育場所ですが、可能であれば家の中の様子が分かる(=犬の様子が見える)場所のほうが良いです。
犬は群れで生活する動物なので、あまり飼い主さんが見えない場所より見える場所の方が安心します。
そして何より、褒めまくるようにしてください。
犬のしつけのコツは、言葉は悪いですが「褒めゴロシ」です。
ちょっとでもそばに来たら褒める、リードを見ても逃げなかったら褒める、撫でさせてくれたら褒めるなど、些細なことでも褒めるように心がけてください。
そうすれば、ふーこさんのことが大好きになり、“人間”を好きになってくれます。
犬を飼う上で、犬が人好きでさえあれば何とかなります。
保護犬などの里親になるのは、おっしゃるようにトラウマ等を抱えていることが多いので、なかなか大変です。
ですが、ふーこさんのワンちゃんはまだ5ヶ月ですので、ぜひ人好きなワンちゃんにしてあげてください!(^-^)
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