対象:マッサージ・手技療法
症状に対するさまざまな見方
原因が分からない症状ほど、不可解で不安になるものはないと思います。
フーカさまに症状の捉え方として、二つの視点をご紹介します。
一つは、機械論的視点。
分かりやすく言うと、西洋医学的な視点ですが、まず、排尿時に異常を感じるのでしたら、泌尿器系の異常を疑います。結石や感染による炎症の有無を検査していくでしょう。
泌尿器科へ行かれて、適切な検査を受けるのも良いかもしれません。
もう一つは、有機生命論的視点です。
西洋医学と対比して説明すると、西洋医学が部分的に、診ていくのに対し、全体を捉えて診ていく、ココロとカラダを切り離して診ていくのに対して、心身を総合的に診ていく、器質的に対して機能的、物質的に対してエネルギー的という感じです。
私の施術法は、後者の見方をしています。その見方で可能性を説明すると、もし結石なら、結石は結果で、原因が深いところにあり、感染なら、免疫力が低下する要因が、もっと全体で捉えたときにあると、考えてみて行きます。
たとえば、ストレスを感じながら食事をすれば、消化器系の機能が低下して、便秘などの症状を作りますし、ストレスを感じながら、コーヒーを飲んでいると、泌尿器系にそのストレス感情が滞りとなって、症状を作り出すということがあるのです。
その場合は、感情の解放する施術がとても有効になります。
臨床例として、下記のHPが多少の参考になると思いますので紹介しておきます。
http://www.mindbody.jp/category/1157463.html
西洋医学的なアプローチも大事ですが、もし症状を繰り返すような場合や、原因が見つからない場合、そのような視点での見方をお勧めします。
山中英司
回答専門家
- 山中 英司
- ( カイロプラクター )
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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この回答の相談
初めまして。先日健康診断があり、その場でも相談したのですが、今年に入ってから半月ほど鈍いお腹の痛み(おへその奥のほう)と腰の下の方の痛み(生理痛のようなだるい感じ)が気になっていましたところ、つい2… [続きを読む]
フーカさん (東京都/36歳/女性)
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