手作り対ペットフード

手作りとペットフードのそれぞれが、どんなタイプ（グレード）なのかがはっきりしていないと、何とも言えません。

栄養面、原料までこだわった手作り食と、安価なペットフードと比べれば、もちろん手作り食の方がいいに決まっています。

比較対象が「ご飯のあまり」ものなら、安価なペットフードでもそちらの方がいいと思います。

ちなみに、栄養面、原料までこだわった手作り食をつくるためには、それなりの情報収集（勉強）の努力、材料の購入、作る手間や時間が必要となります。
ご家族やご自身の食事作りも、毎朝手作り。おみそ汁も、インスタントだしなど使わず、かつぶしを自ら削って、昆布も利尻産を使って、だしから取る。いわば、そんな感じですから、とても素晴らしいと言えます。

ただ、そこまで手間と時間、費用をかけられる飼い主は多くはありません。費用・手間対効果を考えると、原料やアレルゲンまでこだわったドライフードが、一般的な選択肢としては、お勧めできる形となります。

また、ドライフードはしつけのトレーニングと用いる報酬としても使え、一日の摂取カロリー、栄養バランスなどの管理がしやすいメリットがあります。

一方、手作り食はその多くがウエットタイプとなりますので、しつけのトレーニングには使いにくいかも知れません。そのためトレーニングのためのおやつなどを別に用意しなくてはならないかも知れません。

しつけのトレーニングという視点では、ドライフードがお勧めとなるでしょう。

ちなみに、我が家の歴代の長寿犬（全てお亡くなりになっていますが）は、21歳マルチーズ、18歳プードル、18歳プードル、18歳プードルです。
みんな食事は、仕事柄ペットフードメーカーからサンプルがたくさん送られてきますので、それ。時代時代でそれなりにいいと喧伝されていた、ドライフードを雑多に与えていた、と言うことです。

ご参考までに。