毎月10万の仕送りは、大変です。
働きマンさん、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
今年からお母様を扶養し始めたとのことですが、ご自身の生活もあり、毎月10万の仕送りは、大変なのではないでしょうか。
まず、税金控除ですが、税金の扶養控除は、税額控除ではなく、所得控除になりますので、一般的には、次の1+2が節税できる金額の目安になります。
1.所得税の扶養控除38万×所得税の税率(所得に応じた累進税率5%〜40%)
2.住民税の扶養控除33万×住民税の税率10%
ですので、働きマンさんが、たくさん稼いでいるのであれば、節税効果は大きいですが、失礼ながら社会人歴3年のお給料では、それ程大きな節税効果は得られないはずです。
つぎに、健康保険の扶養ですが、お母様の年収が予定収入金額を超えそうになり、年収128万の段階でパートは辞められてしまったとのこと。現在は無職とのことですが、思うに、お母様の収入が増えることは、むしろ歓迎すべきことだったのではないでしょうか。このご時勢、パート社員にも賞与を与えてくれるとは、素晴らしい勤務先じゃないですか。
ちなみに健康保険の年収130万の壁は、所得税の年収103万の壁のような厳密なものではなく、今後の見込みであり、実態を見ながら審査が行われているようです。
働きマンさんの今後の生活も大事です。
来年はお母様のパート復帰を応援してあげるのが、最善策かと思います。
以上、お節介ながらご参考にしていただけると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
社会人暦三年、転職して二年目になる都内勤務の会社員(30)です。母(54)はパートで、九州で一人暮らしをしており、上京を拒んでおります。
今年から母を扶養し始め、母の月収を8万程度、毎月の… [続きを読む]
働きマンさん (東京都/30歳/女性)
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