対象:独立開業
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後藤 義弘
社会保険労務士
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ご質問ありがとうございます
*● 質問 (1)−1
''外国人の私は、今の社会人になりながら、ネットショッピングの運営できるでしょうか?''
** 回答と解説
日本の一般企業の多くは、通常会社でのお仕事以外に別の仕事を持つことが ''禁止'' されていたり、あるいはそのような場合に ''許可'' を得なければならない会社ルールを定めています。
もしジョアンさんのお勤めの会社にもそのようなルールがあるようであれば、会社に黙って起業し、会社に見つかった場合、ジョアンさんは会社ルールの違反を理由に、何らかのペナルティが課せられることも考えておかなければなりません。 なのでまずは一度お勤めの会社の規則を確認してみましょう。
【関連Q&A】 ''週末起業'' をごらん下さい。 少し複雑ですが特に同時に2つ以上のお仕事をする際、ご自身のお仕事を守る上でも知っておかなければならない大切な問題です。
また同時に2つ以上のお仕事をする場合、気をつけなければならないのは、お勤めの会社とジョアンさんの事業が「競業」(=同じ業種・同じような商品を扱う)関係にある場合です。
この場合は、上のような会社ルールがあるないにかかわらず、会社に見つかれば最悪会社を ''クビ(懲戒解雇)'' になる、つまりお勤めの方のお仕事を失ってしまうリスクがあり、これは会社に対する裏切り行為としてタブーとされています。 同じ事業、同じような商品を扱うことが、お勤めの会社の利益を害するおそれがあり、会社との信頼関係を損なう行為と見られているからです。 少なくともお勤めをしながら競業関係の起業をすることは避けなければなりません。
【参考Q&A】 ''二重就業に伴う法的リスク''
補足
結局のところ、今のお仕事をしながら起業することが許されるかどうかは、会社とジョアンさんがお互いの利益を尊重するかたちで、会社との信頼関係のもと会社の理解を得られるかどうかがポイントになってくると思います。(実際には難しいと思いますが・・・)
*● 質問 (1)−2
''ネットショッピングを始める前に、必ず仕事をやめて、起業届け?自営業届け?みたいなものを提出しないといけないでしょうか?''
** 回答と解説
起業するうえでお勤めをやめなければならないかどうかは、質問(1)−1でお話したとおりです。
あと開業届(起業届け、自営業届け)については、仕事をやめるやめないにかかわらず、ご自身で事業をされる場合、「税金」を納める義務を果たす上で必ず必要な手続きです。
*● 質問 (2)
''私は、外国人ですので、年金をもらうのは望んでいません。もし仕事をやめたら、国民年金を払わないといけないでしょうか?''
** 回答と解説
お勤めをやめて日本を完全に離れる(本国に帰られる)のであれば、国民年金から抜け保険料を払う必要はなくなりますが、お話のように引続き日本に住まれ(起業され)るのであれば、やはり国民年金へ加入しなければなりません。
ただ、ご主人様が会社で社会保険にご加入で、の ''被扶養者'' (所得 ''130万円未満'' )になることができれば、起業されたとしてもジョアンさん単独で国民年金に加入する(保険料を納める)必要はありません。 反対に言えば、所得が ''130万円以上'' 見込まれれるようであればやはりご自身で加入しなければなりません。
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