不安感があったりするのが、普通の生活ですよ。

なすびいためさん　初めまして、堀江健一と申します。
まずは、ご就職おめでとうございます。
きっと、就活中は、就活中で、「自分は就職できるのだろうか？」と不安だったのではないでしょうか？
不安と言うのは、先の事が見えなかったり、何が不安なのかわからなかったりと、「あまり根拠無く、色々な事が心配」になることで感じる感情ではないかと思います。

あるいは、何が心配か自分でもわかっていて、それに対して何か具体的に準備等しておくことがあれば努力もするものですが、
「がんばっても出来なかったらどうしよう・・・」というのが「不安」の正体ではないでしょうか。

やった事が無い事をやって見る時には、誰でも少なからず不安を感じるものだと思います。
就業を前に、不安を感じているのはなすびいためさんだけでは無いと思いますよ。

でも、文面を読ませて頂くと、人一倍不安がお強いのと、それが無意識的な思い込みがある事から来る物ではないかと思いました。
それは、今すぐ「答え」が欲しい、と言う気持ちです。

今すぐ、「自分が出来る仕事かどうか知りたい」
今すぐ、「上手くやって行けそうな人達かどうか知りたい」
今すぐ、「自分が選んだ会社が、良かったのかどうか知りたい」
などなど・・・・。

そして、その裏には、
すぐに仕事が出来なければいけない。
すぐに誰とでも上手くやらなければならない。
自分の選択が間違っていたら、もう人生は取り返しがつかない。

と、言った「思い込み」があるのではないでしょうか？
つまり、大変焦っておられるのだろうと思います。

仕事について、すぐに一人前に仕事が出来る人は、そうはいないでしょう。
職場に就いてすぐに同期や先輩になじめる人も、そうはいないでしょう。
自分が選んだ会社で正解だったかどうかは、もっと先にならなければ判断が付かない事でしょうし、選ばなかった会社の方に行っていたらどうだったかは、わからないものだと思います。
そして、もし合わなったとしても、それでもそこで一生働き続けなければならないと言う事はないでしょう。

ふつうのひとたちが、平気で普通の生活を送っている様にイメージされているかも知れませんが、ふつうのひとたちも、時には「怖い」気持ちを抱きながら生活しているものです。
いつもへいちゃらで、難なく生活している人なんて、そうはいませんよ。
だから、なすびいためさんが、特別情けないわけではありません。

いつか、「あの時は、なんであんなに不安だったんだろう」と、少し笑える時が来る事を願っております。