- 本多 由紀子
- OFFICE LAMP 代表 ホリスティックケア セラピスト
- 神奈川県
- ホリスティックケア セラピスト
前回のコラム「悪魔と天使」からの続きになります。
今年、私は昨年2月から母と暮らし始めて初めて迎えるお正月でした。
年末は母とかなり衝突しました。
母とは家事の仕方がまるで異なり、まあ元から違うことは
重々承知していたのですが、年末は1年の疲れもあったせいか
優しい気持ちになれなくなっていました(笑)。
私も母もそれぞれ流儀があります。
勿論、それぞれが尊重されて然りなのですが、
年老いてきた母とまだ元気な私の流儀とは違いが大きくなり、
衝突し続けました・・
その結果として、
悪魔の気持ちが動き過ぎて、
互いを尊重できず、
平穏でいられない私自身への情けなさ・・
それはそれは心がきつい年末でした(笑)。
家族が集まるお正月に少し心が和み、
さらに、祈り続けたのです。
「悪が動きませんように!」と 祈る。
そしてさらに、極めつけに
先日初詣に参った深川八幡 産土神からの御言葉
「不動悪」
不動あく? 最初はなんのこと??だったのですが、
あくとは悪のことでしょう~
まさに!「その通りです。。。」と心で誓った次第です(笑)。
人間には、悪魔も天使も在るからこそのこと。
それを知っていることと知らずにいることでは大きな違いがあります。
私の中に悪魔がいるのだーーと思えば、負の感情が生まれても、
悪魔を動かさず、天使に近付こうとすればよいからです。
悪魔を動かしてしまうと、結果として辛くなるのは
自分自身の心なのです。
この祈りの力の大きさを、
私は2年前にスピリチュアルケアの学びの中で教えられました。
ただ、心を無にして祈る。
「悪を動かさない、天使的な気持ちでいられますよう」
と祈り、今年も日々精進して参ります!
小津監督の不朽の名作「東京物語」が
山田洋次監督の現代版でこれから公開されますね。
先日、山田監督が家族について語られていました。
「家族とは、やっかいなことが多いもの。
仲良く暮らそうと思っても、なかなか暮らせない。
親と子。現実はそれぞれ家族を持てば、各々違う文化を持つもの。」
まさに、そうなのです。
親と子、家族を持てばそこに違う文化が生まれ、違う文化の中で
生きることで、いつのしか両者とも暮らし方が異なっている。
山田監督は、そこにちぐはぐな悲しさが生まれると言います。
私は“流儀”と書きましたが、
“文化”という響きがとてもいいなあと感じました。
互いの文化を許し合い、認め合う家族。家族の絆。
そこには、「愛」が根底に描かれているのでしょうか。
私は不朽の名作は観たことがありませんが、
山田監督が描く現代版「東京物語」楽しみです。
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- 本多 由紀子
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