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下村 豊
株式会社CSプランナー 代表取締役
経営コンサルタント
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以前から、競合他社とは同業他社とは限らないことを述べてきました。


最近、外食業界だけでなく中食関連業界も併せて、業績が厳しくなっています。


外食業界では、一時期は家族連れで賑わったファミレス各社、低価格で競った牛丼3社、期間限定キャンペーンでの集客で業績を上げたマクドナルドなど、どこも業績が低迷しています。


その理由が、コンビニの惣菜弁当の品揃えや持ち帰り弁当各社の低価格弁当の影響と言われてきました。


しかし、現実には、そのコンビニも持ち帰り弁当各社も業績が芳しくありません。


厳しい景況が続いている中で、内食も競合の対象として考えることを疎かにしていた結果と言えます。


そういう私も、ここに至るまで、その視点が欠けていました。


振り返れば、タニタ食堂やレシピ本の流行、トマト効能による健康ブームは、昨年、一昨年から始まっていました。


美味しいのは当たり前、そして価格も安くなければならない。


それにプラス、カロリー計算とバランス、味覚(趣き)のバリエーションが必要になったのです。


美味しくて安くて健康の欲求を満たすこと、それが今、求められています。


それに対応するのが、非常に難しい時代になったのを実感しています。






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