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交通事故の後遺障害の等級って、どうやって決まるの?

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ラジオ(FMあまがさき、「中西優一郎のLaw・and・Order」の第33回目、平成24年11月15日分)に出演致しました。

「交通事故の後遺障害の等級って、どうやって決まるの?」

先日、車の運転中に追突事故に遭いました。

むちうちになり、6か月くらい病院で治療を受けましたが、まだ首の痛みと腕の痺れが残っています。

保険会社からは、治療の打ち切りを告げられました。

交通事故の後遺障害には等級があると聞いたことがありますが、等級は損害賠償金額にどう影響するのでしょうか。

また、等級はどのようにして決まるのでしょうか。

 

というテーマでお話ししました。

交通事故の被害に遭った場合、まずは治療に専念します。

治療をしながら、加害者側の保険会社より、治療費、休業損害などの支払いを受けることになります。

治療を続けて完治すると、この時点で損害が確定しますので、その後、損害賠償金額をめぐって示談交渉の手続をします。

他方、治療を続けたが完治に至らない場合もあります。

これ以上の治療を続けても症状の改善が見込めない状態になると、医師が症状固定と判断します。

症状固定になると、治療費、休業損害などの支払いは停止され、後遺障害等級認定の手続に入っていきます。

等級が損害賠償金額に大きな影響を与えますので、認定手続はとても重要になります。

まずは、後遺障害診断書を医師に記入してもらうのですが、その際、必要な検査をすべてしてもらい、自覚症状の欄には、自覚症状を詳細に記入してもらうようにして下さい。

他覚症状の欄も、同様です。

記入していない事項は、症状がないものと扱われます。

診断書などは弁護士にも確認してもらうと良いでしょう。

交通事故は、医療・事故分析等の専門知識が必要となる分野ですので、正当な損害賠償金額を得るため、専門家のアドバイスを受けられることをお勧めします。

番組内容の概要

番組では、交通事故の後遺障害について、

「後遺障害とは?」

「等級ってどうやって決まるの?」

「保険会社、医師との上手な付き合い方は?」

「示談交渉はどうしたらいい?」

などについてお話ししました。

内容の概要は、以下のとおりです。

後遺障害とは?

・後遺障害

・症状固定

・後遺障害の等級

等級ってどうやって決まるの?

・損害保険料率算出機構、自賠責損害調査事務所

・事前認定

・被害者請求

保険会社、医師との上手な付き合い方は?

・治療の受け方

・診断書(自覚症状・他覚症状)

・必要な検査

・保険会社との示談交渉の注意点

その他、交通事故で気を付けること

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弁護士法人アルテ代表弁護士。東京大学法学部卒。企業法務に従事し、労働問題(会社側)に精通。著書「外国人雇用の実務」(同文舘出版)。ラジオ番組出演(FMあまがさき「中西優一郎のLaw and Order」)。商工会議所、大学、企業での講演・セミナー多数。

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