歌手・K氏の医療費は? - お金の悩み・生活苦 - 専門家プロファイル

松山 陽子
株式会社 生活設計FPワーク 代表取締役
大阪府
ファイナンシャルプランナー

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対象:家計・ライフプラン

伊藤 誠
伊藤 誠
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2016年12月03日更新

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歌手・K氏の医療費は?

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歌手・K氏が、脳幹出血で倒れ、3ヶ月の闘病の末、亡くなりました。

週刊誌やコメントには、「何百万もの医療費」などと書かれており、「脳卒中で倒れたら巨額の医療費がかかるのか」と不安になった人も多いと思います。

しかし、私の感想は、「そんなにかかるか~?」

健康保険にも国民健康保険にも「高額療養費」という制度があり、医療機関などに払う金額の上限を超えた分が支給されます(実際には支給されるのでなく、払わなくてよい)。

その金額は、70歳未満であれば次のとおり。また、直近1年以内に該当する月が3回以上あった場合、4回目以降の自己負担額がさらに減額されます。

〇上位所得者(被保険者の標準報酬月額が53万円以上):(10割相当医療費-500,000円)×1%+150,000円
〇一般(被保険者の標準報酬月額が53万円未満):(10割相当医療費-267,000円)×1%+80,100円
〇低所得者(市区町村民税の非課税者世帯等):35,400円

仮に上位所得者が200万円の医療を受けたとすれば

(200万円-50万円)×1%+15万円 = 165000円。月の負担額はこのくらいなのです。

一般の方なら、8~9万となりますね。

もちろん、入院が長引けば、いろいろな雑費が発生しますが、それでも何百万もの負担になることはないでしょう。

K氏の場合は、社会的な立場上、広い個室などを希望されたのかもしれません。差額ベッド代は高額療養費の対象外なので、全額自己負担になりますが、

個室を希望しないのなら、そこまで医療費負担を心配することはないのではないでしょうか。

*陽子線治療や重粒子線治療などの先進医療を受ける場合は、高額療養費の対象になりません。


 

 

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