13.心を遊ばせない by 松下幸之助氏 - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松山 淳
アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
東京都
経営コンサルタント

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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月03日更新

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13.心を遊ばせない by 松下幸之助氏

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リーダーの言葉

心を遊ばせない



松下幸之助氏の言葉です。

「全く遊びのうちに
 心を許してしまうというような人は、
 きびしいようだが、
 指導者としては失格だと思う」*1


松下氏は「遊ぶな!」と
遊びを否定しているのではありません。

「たとえ温泉につかっていても、
 心の方は、政治家であるなら政治のことを
 経営者であるなら経営のことを
 どこかで考えているということが大切だと思う。」

こう言っているように、その真意は、
経営のヒントになる「ひらめき」は
どこでいつやってくるか、わからないのだから、
遊びの時間も大切にしたらどうですか、
と、そんなことが言いたいわけです。

もう言い尽くされていることですが、
「ひらめき」や「アイデア」は、
机に向かって生まれる時もありますが、
その反対に、煮詰まり頭がヒートし、
トイレに行った時や、
散歩に出かけた時や
お風呂に入っている時など
机から離れた所で生まれる場合もあります。

緊張ではなく弛緩した時ですね。

某企業の自動食器洗い機の開発者が
開発に行き詰り、久しぶりの休暇をとって
家族と公園に出かけました。

その時、芝生に水をやるスプリンクラーを目にします。
ぐるぐる回りながら、水を巻く機械ですね。

それを見た瞬間に「これだ!」と
ひらめいたそうです。

その企業の「自動食器洗い機」は
スプリンクラーのアイデアが採用され
スプリンクラー構造をしています。

「心を遊ばせない」とうことではなく
「心を遊ばせる」ことが、実は
「心を遊ばせない」ことになるという逆説が
そこにはありますね。


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*1『指導者の条件』(著 松下幸之助 PHP)