14.人間として何が正しいのか by 稲盛和夫 - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松山 淳
アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
東京都
経営コンサルタント

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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月10日更新

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14.人間として何が正しいのか by 稲盛和夫

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リーダーの言葉

判断の基準は「正しさ」



かつて、会社で働き組織に属していた私ですが
人と人との、あるいは部署と部署との
利害関係が衝突し、
同じ会社の仲間なのに、

「どうしてこうも争わなければいけないのか?」

と、不思議に思い、
時に悲しくなることもありました。

確かに、仕事に学校のテストのような「正解」はなく、
未来は不確実で複雑ですから「結論」を出すことに
誰もが抵抗があり、
とても大変なことはわかっています。

でも、案外、
自分たちでも何かエゴに絡めとられ、
自分のこと、あるいは自分の部署のことしか考えていない
ということは薄々感じていることが多いとも思います。

京セラの創業者稲盛和夫氏に、こんな言葉があります。

「部門間でもめごとがあり
 複雑怪奇な様相を呈している場合も、
 もつれた糸をたぐるように解きほぐしていくと、
 その原因はたとえば必要な連絡を怠ったとか、
 たったひと言の感謝の言葉が足りなかったなど、
 単純で瑣末な
―そして何より利己的な-
 理由によることが多いもの。
   
 そのようなことをふまえたうえで、
 人間として何が正しいのか
という本質に
 立ち返って結論を出していくので、
 私の判断が
結果として「大岡裁き」になる。」*1


「人間として何が正しいのか」

というあまりにもシンプルな判断基準が
仕事をする上で、役に立つことがあります。
専門知識を背負い込み、その知識を使うことが
専門家としての職務だと思い込むと
こういったあまりにも単純な「哲学」が
忘れられてしまうようです。

多くの経営者が、哲学的なことを語るのは
やはり経営上の判断基準をそこに求め、
そして、実践しきた歴史があるからだと思います。

「人間として何が正しいのか」

時に、思い出したい言葉です。


 EARTHSHIP CONSULTING
*1
『生き方 人間として一番大切なこと』(サンマーク出版)より