アフリカで考える（２）　アフリカで見つけたＨＡＰＰＹ

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「働く」を応援するシリーズⅤ　
アフリカで考える（２）
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私はずっとアフリカをこんな風に思ってきた
裸足の子供たちが
ゴミの山のすぐ横で遊んでいる


思ってきただけじゃない
こんな風に撮ってきた


周りが作り上げたアフリカを
そのイメージを崩さない様に写真に撮ってきた



物乞いの子がいれば
それを写真にとって
裸足で歩く子供がいればそれをズームして写真に撮って


それは一部だけど
その国の全てではないのに


それなのに写真にとると話題になりそうな場面ばかり切り取って
写真に撮ってきた


そう思ったら
ウガンダで何を撮っていいのかわからくなってしまっていた




でもこの場所を見た時に少し変わったの

崖の上に家が建っていて
その下にはごみの山があって
そのすぐ下に崖を切り崩している人がいる（上写真真ん中あたり）



もちろんそれは仕事
崖が崩れて一年間に何人も死者が出ているという
命がけの仕事




そこに
ひとり
ものすごい音量で音楽をかけて
楽しげに仕事をしている人がいたの

写真の左上の黒いのが音楽レコーダーで
それを置いてリズムに乗りながら
石を切り崩しているの

私が
思ってきた世界は
命がけの危険な仕事に就くしかない
悲運なアフリカだったけど

でもそうではなく
それと隣り合わせに
この環境を自分の世界観で楽しみながら
この仕事をしている人もいる

見てきた価値観の裏側のＨＡＰＰＹを見つけた瞬間

私が見てきた一部分の切り取った価値観は
これはアフリカだけの問題ではなく日本でも同じなの



仕事において
皆が収入が高い会社、名前の知れた大きな会社にいるのが良しとして判断をする
それは自分の仕事のことではなくて
人の仕事をそうやって周りがジャッジメントしているの




高校進学率95％以上の日本でさえ
周りに流れされて
周りの価値観で仕事を選んでしまうのだから

私たちは
自分の頭で考えてそれが本当に自分にとって正しいのか
判断をする力が教育の中で養われていないの

そして
私も同じ

私はアフリカをもっと知ろうと思った
私の見ている一部の裏側をもっともっと
ＨＡＰＰＹが落ちている場所を人を
もっともっと見てみたいと思った






日本に戻って私が伝えていけるとしたら
日本に落ちている当たり前の「ＨＡＰＰＹ」が
自分にとってＨＡＰＰＹなのかちゃんと見て
ちゃんと知って、ジャッジしてみて
と伝えていきたい




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