13.「窓ガラス理論」とは?(2) - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松山 淳
アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
東京都
経営コンサルタント

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13.「窓ガラス理論」とは?(2)

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小さな出来事が大きな出来事は



『窓ガラス理論』のお話のつづきです。
前回のお話から、二つの理(ことわり)が導き出されました。

 1)問題が、本格的に発生する前には、大なり小なり予兆がある 
 2)問題が本格化しはじめた時、それを止めるには、
   当初の段階より、はるかに大きな労力を強いられる。

例えば・・・。

駅にズラリと並んだ自転車。
かなり薄汚れた放置自転車。
カゴつきのものもあれば、なしのもある。
カゴつきのをみると、
空缶などのゴミが入っているのと、入っていないものがある。
入っているのは、もう大量に入っていて。
そうでないのとの差が極めて大きい。

一度ゴミが入りだすと、
次から次へと人がゴミを入れていくことを証明しています。

そのスピードは、
カゴが一杯になる最終段階に向け、
どんどん増していく。
最初の段階よりも、
時間がたつほど加速していく。
 
ですので、1日の内にカゴにゴミが入る量が違ってくる。
結果、大きな差が生まれる。

だから、加速がはじまった時には、もう、雪崩のごとし。
止められなくなる。

最初に缶が一つ入った時に、
それを除けば、問題は起きなかったのかもしれませんね。

小さな問題を無視せず、放置せず
初期の段階で、全力で解決にあたっていれば、 
「大事」にならないことが多いのではないでしょうか。

2008年に入っても偽装問題が世を騒がしています。

どんな偽装も始まりがあるはずです。
それは些細なことから始まったのかもしれません。
ですが、これが大丈夫なら、こっちもあっちもと
拡大していったケースが多いのだと思います。

偽装が重なるごとに、
社内の人たちは見て見ぬふりをして
偽装の規模と速度を加速していく。

最後、世間に知られる「大事」となる。

ビジネスの場面においても、
『窓ガラス理論』は適応されるようです。

                     つづく・・・

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