「ぐるぐるまわし」を2冊購入しました。

本日の郡山市倫理法人会第895回モーニングセミナー講師は、社団法人倫理研究所　法人局　三田望　法人スーパーバイザー。宮沢賢治の花巻市からお越しいただきました。穏やかなお声と表情の、素敵なお話をお聴きしています。ありがとうございます( 〃▽〃)

この写真と上記の投稿は、講話開始直後のものですが、

そのあと、とても興味深いお話をしてくださいました。

そのお話の一部をご紹介します。

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三田さんは昭和20年11月満州生まれで、

8月15日の終戦以降に

ロシアが侵攻してきて、

南へ命からがら逃げた。

赤ちゃんがいる人たちの中には

泣くとロシア兵に気づかれるから

置き去りにしたり、わが子の首を絞めざるを得なかったという

お母さんの手記を読んだことがあるそうです。

お父様は「五族協和会」の事務長をされていて、

避難民のお世話をしていたので、最後の引き揚げ列車に乗れないと、

家族を先に返して自分は残り、翌年帰国。

リュック一杯に

814人分の遺品や遺書を持ち帰り、

2年かけて全国の遺族に届けて回られたそうです。

届け先が分からなかった200数十人分は

まとめて供養していただき、

朝晩その方たちの名前を拝んでいらした。

三田さんは、中2まで東京にいて

貧乏だったけれど、

お母様が明るかったので、引け目を感じずに済んだ。

お父様はその後も中国共産党に連行されていた方がたが

月4，5回舞鶴港に帰ってくるのを

手弁当でお世話をしていて

「人の世話もいいけど、家族を飢えさせてどうするんだ」

と言われて、故郷の花巻に帰り、ガソリンスタンドを経営。

帰ってきてわずか3年後にお父様がなくなって、

三田さんは、お母様に大学まで出してもらって、

家業を継いで、

ずっと、一人で生きてきたと思っていた。

けれども、倫理法人会の富士研修所で

父母の恩に目覚め、

高校一年生の息子を残して

死なねばならなかった父親の気持ちが

ようやく分かった。

親の恩を思うようになったのは、

それからだそうです。

お母様は、70歳で社長を息子に譲ってから

中国語を学び、中国残留孤児のお世話をし、

腹話術を習ったりして、

現在95歳でご健在で

「ぐるぐるまわし」という本を出版されたそうです。

仕合わせをおすそ分けしてぐるぐる回そうという

内容で、

出版記念会には

100人を超える、お母様の幅広い分野のお友達が

参加してくださり、

そして、三田さんは

最近、「親の徳で生かされている」と

感じているそうです。

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講話終了後、さっそく三田さんに、

「ぐるぐるまわし」を2冊購入して、送ってくださるようにお願いしましたので

1冊は福岡の母へ送り、

1冊は同居のばーばに読んで聞かせてあげようと思います。

楽しみです♪

福岡の母に、さきほどその旨電話しました。

帰宅してばーばにもこの話をして、

ばーばは涙ぐんで聞いてくれました。

さあ、今日も一日、お片付け三昧です。

今日もお互い、よいことがたくさん起こりますように。

喜多見明日香-＾＾-

※名刺交換の時に、三田さんに

（役員朝礼で）「声が大きいですね～」と

おっしゃっていただきました。

嬉しいです。ありがとうございます。