- 長坂 有浩
- アリスカンパニー 代表取締役
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
日常のコミュニケーションの手段は
主に電話か会っていた。
よかったところ;
・顔を見て、声を聞くことで、親近感がわく
・話の中で訂正や修正ができる
時々困ったところ;
・相手が忙しいときに、思うように話せない
・結果的に、タイミングが遅くなってしまう
メールは一見とっても便利。
何でもメール。
結局、困ったことが起きている。
よいところ;
・場所とか、時間とか、連絡事項を伝えるのに文字で残るから、
誤解やミスが起きにくい
・相手の忙しい時間を邪魔しない
・自分の時間の空いたときに意思伝達を図れる
困ったところ;
・相手がメールを読んでいない場合に確認ができない
・メールを打った本人は、送った時点で
「コミュニケーションが完了した気持ちになる。」
相手は当然読むはず
意思が通じているはず
得てしてそうじゃない。
とっても忙しくて、メールをチェックしない。
一日100通あまりのメールを受け取る人にとっては、
あなたのメールが「埋もれてしまう」。
相手から反応がない。
さすがに不安になって電話や会って確認してみる。
コミュニケーションのタイミングはすごく遅くなっている。
そして、もっと困るのは、
よっぽどの文章の達人でない限り、文章による誤解を生じやすくなる。
何気なく打ったメールで、相手が趣旨を取り違えて激怒してしまう。
まったくそんなつもりはなかったのに。
長いメールは迷惑だから、簡潔に書いたつもりなのに。
文章は、簡潔に書くほどに「冷たい感じ」になる。
あまりのそっけなさに、相手の印象は結構悪くなる。
同じことを伝えるにしても
やっぱり声を聞いたり、顔を見たりすると「あたたかみ」がでてくる。
使い分け。
【今日の達人ワンポイント】
シンプルな連絡事項はメール。
ちょっと複雑になるときはメール+声か顔
相手の意見や考えが必要なときは声か顔
この使い分けで、コミュニケーション能力は格段にアップする。