【メールの間違った使い方】 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

長坂 有浩
アリスカンパニー 代表取締役
東京都
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
寺崎 芳紀
(経営コンサルタント)
寺崎 芳紀
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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【メールの間違った使い方】

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コミュニケーションの達人になるために その他
メールなんてなかった頃。
日常のコミュニケーションの手段は
主に電話か会っていた。

よかったところ;

・顔を見て、声を聞くことで、親近感がわく
・話の中で訂正や修正ができる

時々困ったところ;

・相手が忙しいときに、思うように話せない
・結果的に、タイミングが遅くなってしまう

メールは一見とっても便利。
何でもメール。

結局、困ったことが起きている。

よいところ;

・場所とか、時間とか、連絡事項を伝えるのに文字で残るから、
 誤解やミスが起きにくい
・相手の忙しい時間を邪魔しない
・自分の時間の空いたときに意思伝達を図れる


困ったところ;

・相手がメールを読んでいない場合に確認ができない
・メールを打った本人は、送った時点で
「コミュニケーションが完了した気持ちになる。」

相手は当然読むはず
意思が通じているはず

得てしてそうじゃない。
とっても忙しくて、メールをチェックしない。
一日100通あまりのメールを受け取る人にとっては、
あなたのメールが「埋もれてしまう」。

相手から反応がない。
さすがに不安になって電話や会って確認してみる。
コミュニケーションのタイミングはすごく遅くなっている。


そして、もっと困るのは、

よっぽどの文章の達人でない限り、文章による誤解を生じやすくなる。

何気なく打ったメールで、相手が趣旨を取り違えて激怒してしまう。

まったくそんなつもりはなかったのに。
長いメールは迷惑だから、簡潔に書いたつもりなのに。

文章は、簡潔に書くほどに「冷たい感じ」になる。

あまりのそっけなさに、相手の印象は結構悪くなる。

同じことを伝えるにしても
やっぱり声を聞いたり、顔を見たりすると「あたたかみ」がでてくる。

使い分け。

【今日の達人ワンポイント】
シンプルな連絡事項はメール。
ちょっと複雑になるときはメール+声か顔
相手の意見や考えが必要なときは声か顔
この使い分けで、コミュニケーション能力は格段にアップする。